山野アンダーソン陽子のガラス。
新緑が気持ちいい季節、みなさんいかがお過ごしですか? 編集MIです。
週末にはグリーンを求め、都内から少し足を延ばしたりして、心地よい光とマイナスイオンに癒されています。
沼津愛鷹広域公園内のせせらぎの道。なんとなく入りこんだのですが、小川が流れ、木々の緑を透けて差し込む光がとても気持ちよかった。
せせらぎの道へ入るあたりで気になる物体を発見。隙間を抜けて雑多に生えてきた植物の配列がたまらない。どこかミシェル・ブラジー的・・・。
気持ちいいグリーンを浴びて都内へ戻った後に、美しいガラスに出合いました。
渋谷のユトレヒトで開催中の、『”With any luck” Yoko Andersson Yamano』展。
ガラス作家・山野アンダーソン陽子さんの新作展覧会が、5/8からスタートしています。山野さんはスウェーデンを拠点に活動していて、日本でもたびたび個展を開催。今回はペーパーウエイトと、定番のブックエンド“TIME”に新色のグレーが加わって、また新たな魅力を届けてくれています。さらに、前回キュレーターズ キューブで展示された作品も少し、置かれています。
”With any luck”ということで、迷った時はあみだくじで選んでみるのも悪くない、という提案。
さまざまな姿をしたぺーパーウエイト。
こちらはブックエンド“TIME”。ブックエンドとしてだけではなく自由に使って、と山野さん。
光をはらんだ時のガラスの美しさが好きで、いろいろなガラスものを集めてしまいますが、山野さんの作品は、日常に寄り添ってくれながら、凛とした輝きを放つ強さもあって、その絶妙な存在感が心地よいのです。
さんざん悩んでおうちにふたつ、連れ帰りました。
ぺーパーウエイトと、グレーの新作ブックエンドを。
ひとまずデスクへ置きましたが、これからどこへ移動させようか、想像を膨らませています。
会期:開催中~5/19(日)
会場:ユトレヒト
時間:12時〜20時
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)
https://utrecht.jp
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