Editor's Blog

コーヒーの香りに包まれて、大人の工場見学。

コーヒー大好き編集YUKIです。
コーヒーの芳香が街のどこかから漂ってくるだけで幸せな気持ちになりますね。

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さて、来たる2020年には30周年を迎える堀口珈琲さんが、横浜で新しいコーヒー豆焙煎所を本格稼働させたとのことで、そのお披露目に行ってきました。

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みなとみらい線の元町・中華街駅からバスと徒歩で10分ほど。“焙煎所”のイメージとは少し違う、スタイリッシュな佇まいのこの建物が、その名も「横浜ロースタリー」。

設計を手がけたのは、建築家の高塚章夫氏。機能的で経済的であるために、殺風景になりがちな工場ですが、そこに居心地のよさや街並みに溶け込むことなどを考慮し、「豊かな建築」を目指したといいます。

8月上旬からは、一般向けの見学会もスタート予定とのこと!
それに先駆けて、ひと足先にロースタリー内に潜入してきました。

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コーヒーの麻袋を見かけるときゅんとします。

焙煎所がこの場所に作られた理由のひとつは、ここが生豆の貯蔵されている地域であること。保管温度や豆の水分量などが、緻密に管理されていました。

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人の手を介さず、チューブ状の空気搬送機で運ばれてきた生豆を機械がチェック中。その選別の基準も、コーヒーの銘柄ごとに変えているそう。

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これが主役ともいえる焙煎機。同じ形のものがふたつ並んでいて、ここで生豆を焙煎します。焙煎人と呼ばれる担当者が炉内の豆の様子をこまめにチェックし、ベストのタイミングを見計らって……

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焙煎された豆が登場! スターが現れたかのように皆の視線が集中しました(笑)。

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機械による焙煎豆の一次選別を経て、二次選別は人が行います。丁寧な手仕事がそこここに生かされています。制服も素敵でした。

見学の後は、コーヒーのブレンドワークショップにも参加。いまでは多彩なシングルオリジンのおいしいコーヒーが飲めますが、ブレンドの魅力はその複雑さだと語るのが、堀口珈琲の創業者、堀口俊英さん。現在ある9種のブレンドの風味を維持するために、何と100種類を超える種類の豆を常時用意しているそう!

堀口珈琲の「パパブレンド」で使用されている中から4種類の豆を使って、参加者皆がそれぞれのオリジナルブレンドを作りました。そうした焙煎所ならではのプログラムも企画中とのことで、楽しみです。

8月に見学がスタートしたらまた訪れたいと思います。
コーヒー好き、工場見学好きな方に、とてもおすすめです!

堀口珈琲 横浜ロースタリー
神奈川県横浜市中区新山下3-11-42
https://kohikobo.com
※工場見学は8月上旬からを予定。
※喫茶や豆販売営業は行っていません。

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