
台風で消えた台湾を、タピオカに変えて。
こんにちは、編集TAOです。厄年です。
この夏の私の悲惨な1日を聞いてください。
お盆の真っ盛り、早めに原稿を書き上げて夏休みに入った私。
広島の実家に帰省した後、関西空港から台湾に旅行するはずでした。
5月発売号の台湾特集を片手に掲載店を回ろう、
台北在住の先輩に案内してもらおう、とウキウキ。
ところが、関西圏に巨大な台風が迫っているとのこと。
私が台湾に出発予定の15日に直撃するとの予報です。
15日は新幹線の運休も決まり、14日の夜に早めに大阪に向かうことに。
この時点で航空会社に連絡した時は、問題ないとのことだったんです。
しかし大阪への新幹線内で、飛行機がキャンセルになったとの連絡が……。
茫然としつつ、風が強まる大阪に宿泊。
翌朝、飛行機が出ないことは知りつつも関西空港に向かってみましたが、
振替の飛行機もかなり先の日にちになるとのこと。どうしようもなく、撃沈。
不甲斐ない気持ちを抱え、台風が迫りくる大阪から東京に向かいます。
新幹線の中で携帯を見ているうち、思いました。
台湾は無理でも、いまからマレーシアなら行けるのではないか?
現地に友人がいるため、宿も何とかなります。
羽田空港からマレーシアへの当日航空券をポチリ。
気持ちは、キレイなビーチとオラウータンにスイッチ。
東京に着いてすぐ、羽田空港へ向かいます。
いそいそとカウンターでチェックイン。
「お子様のパスポートの残存期間が6カ月切っているためマレーシアには渡航できません」
……!?
パスポートの有効期限はあるのですが、残存期間が5カ月半しかありませんでした。
国ごとに規定が異なるので、台湾であれば問題ないのですが、
マレーシアは残存期間が6カ月ないと入国できないルール。
航空券を急遽とったため、気づいていなかったんです。
膝から崩れ落ちました。
羽田空港からの帰り道、TP TEAでタピオカミルクティーを購入。
新宿駅構内にあるTP TEAは、気軽に立ち寄れて重宝しています。
タピオカミルクティー発祥の春水堂の系列店とあって、
しっかりと茶葉の風味が香る大人の味わい。
タピオカの甘さが、やさぐれた心に染みました。
ARCHIVE
MONTHLY