
緑あふれるカナダの首都、オタワ散歩。
日本は猛暑で身体がだるい……8月のそんなピークの時期に日本を脱出し、涼しくて心地よいカナダの首都オタワにいた編集YUKIです。すみません。
あるイベントに参加するために初めてオタワを訪れましたが、“首都”のイメージをよい意味で裏切る、豊かな緑にあふれた、穏やかな空気を感じる街でした。
首都に選定されたのは1858年。決して古くはない街のさまざまなところで、この街が辿ってきた歴史を物語るものごとに出合えます。それはまたの機会にぜひご紹介したいですが、今回はそんなオタワの風景をいくつか載せてみます。
ある日の早朝、現地で一緒だった方たちと散歩に出ました。
街の要であるリドー運河。オンタリオ州初のユネスコ世界遺産でもあります。
たびたび見かけた、真っ黒のリス。
運河沿いをランニングしている人たちもたくさんいました。こんなにのどかで美しい風景を見ながらのランニングならやってみたい!と運動不足の編集YUKIでさえ思いました。冬は雪景色に変わるというオタワ。この時期の鮮やかな緑と太陽の光を存分に満喫しているのかもしれないとも感じました。
リドー運河に架かる橋のひとつには、恋人たちが永遠の愛を誓ってかけた南京錠が。
昼間には、カナダの国会議事堂にほど近い、有名なバイワード・マーケットにも訪れました。
その一画で、木漏れ日のコントラストがきれいだった中庭のような場所。
オタワ名物「ビーバーテイル」もしっかりいただきました。いろんなバージョンがありますが、シナモンシュガーにレモンを絞るのが地元っ子のおすすめ。揚げたてでとってもおいしい!
カナダでカエデモチーフを見つけるとつい写真を撮りたくなります。
オタワはオンタリオ州と、カナダで唯一フランス語のみを公用語としている隣のケベック州との境界に位置しています。この日のイベント夜の部の会場は、ケベック州ガティノーにあるカナダ歴史博物館(Canadian Museum of History)。歩いて20分ほどと聞いて、徒歩で向かいました。
この橋を渡ればすぐ。いざケベック州へ。
到着! ケベック側から見るオタワも美しいです。
ユニークな形をしたカナダ歴史博物館は、カナダ先住民の血を受け継ぐ建築家ダグラス・カーディナルが1989年にデザインしたものだそうです。
この博物館は、カナダ西海岸で作られてきた巨大なトーテムポールの展示でも有名。トーテムポールに囲まれた空間にて、イベントの準備中。
夜には花火も! ローカルに混じって夏らしいひと時を味わいました。
今日から9月。まだしばらく暑い日々が続きますが、夏休みを満喫した人も、いつもと変わらず忙しかった人も、お休みをこれから取る人も、引き続き体調に気をつけてお過ごしください。
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