Editor's Blog

東京から2時間のロシア、ウラジオストクへ。

こんにちは、編集Tです。
現在発売中のフィガロジャポン10月号「ロマンティックの教科書」の撮影で、
ロシアの地方都市、ウラジオストクへ行ってきました。
なんと、成田から往路は2時間30分、復路は2時間で行けるロシアの都市です。
フライトだけで考えると、
東京から行く場合は、韓国に行くよりも距離的に近い感じがしました。

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街には古い路面電車が走っています。路面電車の運転手は、必ず女性。

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ホテルのロビーもノスタルジック。

もともと共産国で大手の資本やチェーン店がまだまだほとんど見られないので、
ほかのどのヨーロッパの国とも違う、なんとも言えない異国感が楽しめます。
どこかノスタルジックで、街を歩くだけも楽しめます。

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ロシア正教の教会は、カトリックやプロテスタントのものとはまた違った美しさ。

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街のあちこちに古い建物が残ります。

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集合住宅の窓。レースのカーテンが何ともいえない可愛らしさ。

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あと、行ってみてびっくりしたのは、食べ物が美味しいこと。
国土がほぼ海に面していないロシアの中でも、ここウラジオストクは美食の街として知られているそうで、
ロシア中から美味しいものを求めて人々が訪れるそう。

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街の食堂。英語は全く通じないので、指差しで皿に盛ってもらいます。

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ダンプリン(餃子)と、発酵させたパンとディルの酸っぱいスープ。このヨーグルトのようなスープが驚きの美味しさでした。

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レンズ豆とミートボール。

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ロシアと言えばのボルシチ。ボルシチ以外でもビーツが色々な料理に使われていました。

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あとは可愛いパンとお菓子が沢山ありました。
味は大味です。
パンを売っている様がとにかく可愛い。

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陳列の仕方や紙袋、ペーパーレースの可愛さよ。

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中央市場のマルシェにいたパンのトラック。

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うずたかく積み上げられたパンの山。

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身体に悪そうなケーキ。とにかく甘い。お皿の柄にも注目。

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アキ・カウリマスキの映画に出てきそうなテーブルクロス。

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メレンゲの上にクリームとチェリーを乗せたお菓子。

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蜂蜜屋さんもたくさんありました。

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あとは何といってもおばちゃんたちが可愛かったです。
みなさん、結構フレンドリー。
ロシアの女性は基本的にロマンティックなものが好きなようで、
壁紙、テーブルクロス、お洋服など、いたるところに花柄があふれていました。

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花柄のワンピースが可愛いおばあちゃん。

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肉屋のおばちゃん。

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花柄のジャケットが可愛い。

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魚屋のおばちゃん。

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テキスタイルや壁紙で、こんなレトロな花柄が沢山。

3泊4日で、うち2日間はずっと撮影をしていたので街を歩く時間はほとんどありませんでしたが、
ちょっと滞在しただけでも、この可愛さです。
今度はプライベートで遊びに行きたいなぁと思っております。

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どんよりとした空もよく似合う。

photos : HIROKO MATSUBARA

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