Editor's Blog

イタリアのお皿と、中国のレンゲが出合ったら。

数年前から集めている、イタリアブランドSELETTI(セレッティ)の「HYBRID(ハイブリッド)」シリーズ
オリエンタル×ヨーロピアンなど、異なるデザインを半分ずつ組み合わせた色とりどりの食器です。

洋服でもパッチワークや異素材ミックスが好きなせいか、
この表情豊かなハーフ&ハーフのうつわたちにひと目惚れしてしまいました。

プレートならアートとして壁に飾ってもいいし、フルーツボウルには花を浮かべて花器にしても。
シンプルなショートブレッドやビスケットだって、「ハイブリッド」の力を借りれば一瞬にして華やかなおもてなし仕様に。

日本でも取り扱いはありますが、主にヨーロッパに行った時、自分へのご褒美みやげ的に購入しています。

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この20cm大のデザートプレートは、もっぱらアフタヌーンティーの時のスコーンプレートとして使っていましたが、先日この子たちにぴったりの中華レンゲを発見。

中国・江西省にある陶磁器の里、景徳鎮のヴィンテージものですが、見つけたのはなんとタイ!
絶賛発売中のの2月号 タイ特集の取材で訪れた青空市、グリーン・ヴィンテージ(本誌P51)で出合いました。

しかもマーケットの人に聞いたところ、香港から仕入れたヴィンテージだとか。
生まれは景徳鎮、育ちは香港、移住先はタイだけれど、最後に流れ着いたのは日本。
なかなかの遍歴を持つレンゲです。

鼻息を荒くして6本を即決大人買い。
10本くらいあって全部買い占めたい気持ちでしたが、さすがに我が家にそんなにたくさんのお客様を呼ぶことはないかも……と思いとどまりました。

まさにこのレンゲから着想を得たのではないかと思えるほど絵柄が似通ったセレッティのプレート。
スコーンプレートと化していた2枚のお皿に新たな楽しみが生まれました。
スタイリスト小嶋さんにもワクワクしながら何が合うか相談したら、おしゃれな彼女は「杏仁豆腐?」と素敵な答えを2秒で繰り出していました。
さすがです。

「小盛りのチャーハンも合いそう……」と妄想を膨らませていた私のアイデアは封印し、「やっぱり杏仁豆腐ですよね!」と訳知り顔で頷く編集MSなのでした。

編集MS

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