
週末は、エンターテインメントなヴィーガンランチ!
東京はこの一週間すっきりしないお天気が続き、気温も20度そこそこ。大好きな夏が終わるんだわぁとしみじみしている編集Gです。
外出自粛ムードも引き続きで週末はおこもり……ばかりでは、気分がリセットできない時もあります。そんな時にお誘いをいただいて、代々木公園向かいの食×アートをテーマにしたガストロノミー&カフェ「TREE by NAKED yoyogi park」へ。
プロジェクションマッピングやAR/VRなどを駆使したクリエイティブワークでおなじみ、村松亮太郎さん率いるクリエイティブカンパニー、ネイキッドが手がけたお店なんですね。おもしろそうです。
案内されたのは、思いきり照明が落とされた、真っ暗な部屋。ややドキドキしながら、木の根がイメージという大きな円卓の縁にふたり並んで座りました。目の前はボタニカルなディスプレイ。会話が聞こえないほどのソーシャルディスタンスを保った場所にもう一組。つまり、4人だけ。
現代アート展の一角にある小さな展示室(それもビデオアートの)に入ったような、独特のプライベート感です。そこでいただいたのは、金・土・日限定のヴィーガンランチコース。美しく盛られた12品が、2回に分けてサーブされるスタイルでした。
「五感を使ってお楽しみください」と書かれたウェルカムカードは、6種の花の種が埋め込まれたシードペーパー。家に持ち帰って育てることができます。運ばれてくる料理が楽しみに。
まるでミニチュアの森のようなファーストプレート。アーモンドとビネガーが効いた車麩、混ぜると色が変わるキタアカリのヴィシソワーズなど7品と大豆ミートの有機ベジタブルパスタ。試験管に入れられたガスパチョ、グリーンスムージー、オリーブオイルのソースをお好みでかけながらいただきます。
セカンドプレートは、フランボワーズと赤パプリカのソルベやピスタチオ豆富などデザート4種。ヴィーガンランチコースは1名¥8800(2名より、ドリンク別)。
木、花や植物、水、みずみずしい生命力を感じる光と音の演出に包まれて、ガラスのプレートに映像の演出が映えます。温かいメニューはないけれど、フレッシュな野菜を使った鮮やかな料理にお腹も満足、特別な体験に癒されます。
あ、私はヴィーガンではないのですが、ヴィーガン料理も好き。海外でヴィーガンの友人とよく行ったレストラン(通称、満腹レストラン)でのおいしい思い出のおかげでもありますが、この野菜からこんな料理が産まれるんだというおもしろさや発見が多くて楽しいから。
晩夏の週末、エンターテインメントなヴィーガンランチでリフレッシュしてみては?
TREE by NAKED yoyogi park
https://tree.naked.works/yoyogi
※金土日限定ヴィーガンランチコースは完全事前予約制。予約は3日前まで。
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