Editor's Blog

ピエール・エルメ・パリで堪能するカフェの味、京都の趣。

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編集KIM、久しぶりの京都に行ってまいりました。とはいっても、KYOTOGRAPHY以来。紅葉の季節に来るのは実は初めて! 東京の街中よりも京都は中心地でも葉色が赤くて美しかったです。

11月から発売されたネスプレッソ×ピエール・エルメ・パリのアフタヌーンティーを味わいに、ザ・リッツ・カールトン京都へ。紅葉に包まれる京都で素敵な体験をしてきました。
エルメさんも来日していて、プロジェクト発表会で初めて間近でお会いし、言葉を交わし、握手をしました。以前遠巻きにお姿は拝見したことはあるものの、近くにいるとオーラに圧倒されました。エネルギッシュで、クリエイティブで、そしてビジネスマンとしても優れている人が放つオーラです。

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プレスのほかに、一部関西のエルメ氏のファンも来ていました。一緒に写真撮影をしてファンの方々も幸せそうにしていて、美しいスイーツはハピネスを伝播するんだなあ、と感じた次第。

今回は、ネスプレッソとのコラボレーション。「オリジナル」「ヴァーチュオ」向け新フレーバーの限定発売と、それに合わせたパティスリーの販売、加えて東京では六本木にてポップアップカフェが開催され、京都でも12月19日までザ・リッツ・カールトン京都にてスペシャルアフタヌーンティーならぬ「アフタヌーンコーヒー」が開催されていたのです。
ネスプレッソ代表も、エルメさんとのコラボをうれしく感じているとご挨拶。ネスプレッソ社員たちはコーヒーが大好きで、日々新しいフレーバーの提案に燃えている、というようなことをお話しされていました。「コーヒーとスイーツの極上のマリアージュが完成してうれしい」との言葉にはパッションを感じました。
一方のエルメさんも、今回のコラボを「当然と感じた」そうです。ネスプレッソとピエール・エルメ・パリが共有するのは、品質へのこだわり・材料の選別・クリエイティビティ、とのこと。味にこだわり、新しい味の開発にいそしむ点も、とても似ていると話されました。
実際に、カカオ豆のためにコロンビアに2回足を運び、材料を選別したそう。もともとエルメさんはフレーバーコーヒーをあまり飲んでこなかったそうです。だから、自分好みのコーヒーを作る上でより工夫が必要だった。ヘーゼルナッツは大好きだけれど、そのローストされたフレーバーをコーヒーにどう表現するかすご~く悩まれたそうです。

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京都の発表会会場のアペリティフ。コラボレーション限定フレーバーコーヒー「アンフィニマン フリュイテ」を使用したフルーティなコーヒーソーダ「ラズベリー&ローズ モクテル」。

誕生したコーヒーカプセルのフレーバーは「オリジナル」向け3種類、「ヴァーチュオ」向け3種類の全6種類。
「アンフィニマン エスプレッソ」はコロンビア産のアラビカ豆のシングルオリジンコーヒー。トリマという地方で育てられた豆で、大規模農場ではなく、小規模の作り手のものだそうです。ネスプレッソは、フェアトレードを目指して相場よりも高く豆を買い取っているところにもエルメさんは共感。「トリマのアラビカ豆の味わいは酸味が少なく、フルーティ」とも話されていました。
「アンフィニマン グルマン」はヘーゼルナッツ風味を起用。エルメさんがパティシエにとって非常に興味のある素材で、自身にとって最も好きな素材と語っているだけあり、ローストされたナッツの香ばしい香りに加えて、バニラやアーモンドビスコッティの風味もほんのり感じさせるのが特徴です。
「アンフィニマン フリュイテ」はピエール・エルメ・パリの大人気&ロングセラーのマカロン、イスパハンにも含まれるラズベリーの風味をオン。「潰したてのフレッシュなラズベリーの風味をどう表現するか大変だった」とエルメさん。

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今回販売された3種のフレーバーコーヒーを含む23種のコーヒーカプセルが入ったアドベントカレンダーのスペシャルボックスが限定販売。こちらはオリジナルのカプセル対応。「アドベントカレンダーオリジナル 2022」\6,050

10年前にコーヒーに興味を持ったエルメさんは、パリのブティックにバリスタを置きました。「味、選別、正確に測りながら仕事を進める点ではパティシエとバリスタは共通点が多い」とも。その時の経験が、今回のネスプレッソとのコラボレーションに役立ったそうです。ネスプレッソのカプセルに閉じ込められたのは、一つの農園のものだけではなく、いくつかの農園のブレンドで、トリプルAのカテゴリー。品質高いだけでなく、サステナビリティも熟慮されたコーヒー豆である点に非常に感銘を受けたそうです。

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アフタヌーンコーヒーのロマンティックなセットに胸が躍る! 中段の皿に並べられたのが今回発表された生ケーキたち。

そして、「アフタヌーンコーヒー」のためにそれぞれのコーヒーカプセルのテイストに合わせたパティスリー(生ケーキ)を提案。それぞれ、コーヒーの味を前面には出したくなくて、調味料程度に繊細に香るように発想。
「アンフィニマン エスプレッソ」には、「トリマ」と名付けられたヘーゼルナッツプラリネとバニラクリームで作られたミルクコーヒー色のケーキを。「アンフィニマン グルマン」にはミルクチョコレートとヘーゼルナッツプラリネの「プレジール シュクレ ネスプレッソ」。そして、「アンフィニマン フリュイテ」とは「リーヴゴーシュ ネスプレッソ」というラズベリーのフレーバーが効いたダークチョコレート色の生ケーキ。
この3種のコンビネーションが味わえるアフタヌーンコーヒーがザ・リッツ・カールトン京都にて味わえた。ザ・リッツ・カールトン京都には、創業時からピエール・エルメ・パリのブティックを有していて、西日本ではこちらでしか生ケーキは味わえないので、ぜひ訪れて。エルメさんの姿を京都のパティスリーで見かけたことがあると、元フィガロジャポン編集者で京都在住のライターも言っていました。それもとても素朴なお菓子を扱うお店だったとのこと。研究熱心なんですね!

●問い合わせ先:
ピエール・エルメ・パリ www.pierreherme.co.jp
ネスプレッソ www.nespresso.com
ザ・リッツ・カールトン京都 www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/kyoto

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