
社会問題から愛、英会話まで、おすすめポッドキャスト3選。
音声コンテンツとして情報収集の幅を広げるポッドキャスト。コロナ禍の2020年がピークだったと、海外ドラマ「Sex and the City」の続編「AND JUST LIKE THAT...」のセリフで言われてしまっているが……耳から得る情報としてポッドキャストの可能性はまだまだある。
ひとつの情報を得る方法として、いまは活字、動画、音声と大きく3つに分けて考えられ、コンテンツの内容に応じてメディアを選べるのはとても面白い。ポッドキャストはひとりでご飯を食べたり、散歩をするとき、“いい話し相手”にもなってくれるのも魅力のひとつ。ラジオはまったく聴かないけど、ポッドキャストはなぜかよく聴く編集RFがおすすめする3選をご紹介。
社会問題とカルチャーを掛け合わせる「こんにちは未来」
NY在住のジャーナリスト佐久間裕美子と雑誌『WIRED』日本版の 前編集⾧で現・黒鳥社の若林恵をMCにアート、音楽、映画、ドラマなどのカルチャー的視点や世界的社会問題、そしてふたりの悩みを話しあったり、毎回お題はさまざま。ふたりが繰り広げる等身大の会話を聴くと私もこんな “大人”(私もいい大人だが)になりたいなと思って、心が少し楽になる。自分の骨まで染み込みますようにと、お気に入りの回はリピートして聴いている。いまの世界、そして未来を知るために必聴なポッドキャスト。
さまざまな愛のカタチを知るには「モダン・ラブ」で。
アマゾンプライムの海外ドラマ「モダン・ラブ」はシーズン2まで制作され、昨年は日本版のドラマ「モダンラブ・東京〜さまざまな愛の形」も公開し、豪華キャストで話題を呼んだ。元となったのは、ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラム「Modern Love」。男女の関係だけではなく、さまざまな愛のカタチをトピックに、週に一度更新されるコラム、それをまとめた書籍、ドラマ、そしてポッドキャストを配信している。ポッドキャストには、コラムを投稿した著者が出演し、ホストとの会話でその想いを語る。笑あり涙あり、ソウルメイトとの出会い、信じていた人の裏切り、逃れられない別れ、人と人との関係を描いたこのコンテンツは、執筆者の人生の大切な経験が垣間見れる。
英語は耳から学ぶのが一番!「All Ears English」
英語の勉強って続けるのが大変。やってもやっても自信がつかず、ネイティブスピーカーとの会話に怖気付いてしまう私。教材を開くのにはもう飽きたし、英会話に通うには気が重い、ちょっと英語に触れておきたいと思う人にピッタリなのが「All Ears English」。ホストのふたりが、教科書に載っていないけれど実際使われているリアルな英語を教えてくれる。このポッドキャストのいいところは、学んだ英語表現をホストらが例文としてロールプレイングで聴かせてくれる。日本語にはない英語の表現方法が理解しやすく、こんなニュアンスかな? と使うイメージがつくのが嬉しい。
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