Editor's Blog

ホリデーイベントに、フィルハーモニクスの心温まるコンサートへ。

12月に入りホリデームード満載ですね。編集部は年末年始のお休みに向けて、年末進行という通常よりも速いスピードで誌面やウェブコンテンツを作るため、慌ただしい日々を送っています。忙しい時期ではありますが、ホリデーイベントもしっかり楽しみたい! と思い、今年の予定に入れたのがフィルハーモニクスのコンサートです。 

フィルハーモニクスとは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏家とその仲間によるメンバーで構成されたグループ。クラシック音楽を演奏する彼らの超絶技巧により奏でられるのは、クラシックの名曲はもちろん、ジャズやラテン音楽、ユダヤの民族音楽にハリウッドのメロディやポップスなど多彩です。

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フィルハーモニクスのメンバー。この笑顔の通りプレイフルな音楽を披露してくださるのです! (c)MaxParovsky

昨年、初めて聴いた演奏はこれまでのクラシックコンサートとは違う、とてもユニークなものでした。『フィルハーモニクス ウィーン=ベルリン with 中谷美紀』と題したコンサートの中で、特に印象に残っているのが、サン=サーンス「動物の謝肉祭」に独自の解釈を加えたオリジナル組曲を、俳優の中谷美紀さんの朗読により演奏したもの。

ステージにはポップなアニメーションも流れ、中谷美紀さんのウィットに富んだ朗読と、トッププレイヤーによる演奏は、一瞬も聴き逃すまいと全身で音楽を楽しんだ素晴らしい体験になりました。その没入感と興奮はしばらく冷めやらず、その後自宅でもフィルハーモニクスの演奏に浸っていました。ジャンルにとらわれない彼らの音楽は、軽快でありながらもどっしりとした芯があり、心にストレートに響きます。クラシックミュージックの新しい扉が自分の中で開いたようでした。

今年は中谷美紀さんは登壇せず、フィルハーモニクス7名によるステージです。坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」など定番曲も予定されており、昨年とはまた異なる貴重な公演になりそうで、とても楽しみにしています。
まだ少しチケットに余裕がありそうな気配です、ぜひお出かけください!

今後のコンサート予定は以下の通りです。
12/12(木)ザ・シンフォニーフォール
12/13(金)美浜町生涯学習センター なびあす
12/14(土)東京オペラシティ コンサートホール
12/15(日)江戸川区総合文化センター

詳しくはこちらのサイトからご確認ください。
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2110/

HANAKO DAIKUBARA

フィガロジャポンのエディター。スカッシュに定期的に挑戦したくなります。思い切り身体を動かして、リフレッシュしたい!

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