クリスマスシーズンに訪れたい、パリを感じる飯田橋のシェア型書店。
フランスカルチャーを愛するフィガロ読者のみなさんに紹介したいスポットがあります。今年10月、飯田橋の日仏学院内にオープンした書店「パッサージュ・リヴ・ゴーシュ」です。
店内の書棚ごとに主が異なる"シェア型書店"を神保町で展開する「パッサージュ」が手掛ける新店舗で、フランス文学者の鹿島茂さん、将棋棋士の加藤一二三さん、ピアニストの青柳いづみこさんなど、さまざまなジャンルのエキスパートが棚主になっています。なかには、フィガロジャポンBusiness with Attitude(BWA)メンバーで、連載「アール・ドゥ・ヴィーヴルを探して。」の著者でもあるプロフェッショナルコーチの畑中景子さんの棚も。
映画関連書籍は特に力を入れているようで、入り口すぐ近くには、日・仏語のシナリオ集や映画理論の書籍、古い映画雑誌などがずらり。私が訪れた日には、カトリーヌ・ドヌーヴによる『悲しみよ、こんにちわ』の朗読CDも棚に並んでいました。
私が大好きなフランス語圏の漫画「バンド・デシネ(BD)」も大充実。BD好きであれば一度は行ってみたい板橋の書店、メゾン プティ ルナールの書棚もあります。BDとともに日本の漫画のフランス語訳もあり、来年1月に新作映画公開予定で話題の『ヴェルサイユのばら』も!
日本のコミックよりも重厚な装丁でお値段も張るものも多いBD。オンラインでの購入はなかなか勇気がいる(のと当たり外れが大きい)のですが、実際に手に取って眺められるのはうれしい。
そしてクリスマスプレゼントにぴったりの、かわいい絵本も並んでいます。この週末は大切なあの人に送るプレゼントを探しに、お散歩がてら、飯田橋のパッサージュ リヴ・ゴーシュへ立ち寄ってみては?
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