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Netflixシリーズ『離婚しようよ』をいま観るべき理由。

現在、Netflixで大好評配信中の『離婚しようよ』は、キャッチーなタイトルと、主演が松坂桃李と仲里依紗、脚本は宮藤官九郎と大石静という超豪華なメンバーということから、注目している人が多いのでは?
昨今、離婚ドラマがブーム(?)らしく、さまざまな動画配信サービスや局のテーマとして取り上げられており、お隣の国韓国でも離婚の作品が作られているという点も面白い。このブームは、見逃すわけにはいかないと『離婚しようよ』を早速視聴!(まだ韓国は観れてないです……)

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“離婚”という重め(?)な題材だが気軽にサクッとみることのできるのは、なんと言っても主演の2人の魅力だろう。仲里依紗が演じる黒沢ゆいは、売れっ子女優。このゆいが所謂あげまんで、彼女がいないと、松坂桃李演じる2世議員の東海林大志に世間は全く目もくれない。そんな凸凹夫婦の関係性で、2人の間の愛をなんとか保とうとするが、喧嘩が耐えない。その喧嘩の会話劇も面白く、喧嘩真っ最中の「食べるの豆餅?食べないの豆餅?」にくだりは、ゆいが真剣に怒っているにも関わらず、クスッと笑ってしまう。喧嘩の会話劇はこのドラマの見どころのひとつだろう。
さらに、久しぶりの錦戸亮! 錦戸亮の色気にやられたという視聴者も多くいるはず。ゆいを想い作るオブジェがアーティスティックすぎて……これは笑わせてきているのか?と思うほど、独創力が研ぎ澄まされている。とにかく前半は錦戸亮がすべてを掻っ攫ってしまうほど、彼の魅力に滅多打ちにされた。

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しかし、このドラマが夫婦の愛のストーリーだけで終わらないところがこの作品の魅力だ。
ドラマの後半は、松坂桃李演じる大志の選挙戦が舞台となるが、当選・落選が分かるシーンは、スラムダンクの映画版が大ヒットとなった『THE FIRST SLAM DUNK』の試合を観ているように、手に汗握る場面だった。大志が一生懸命に選挙活動をする中で、いかに愛媛への愛をもっているのか、いままでの失態はただちょっと不器用なだけだったのではないか? とドラマの終盤に差し掛かると大志に対して愛情が芽生えてくる。

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懸命な選挙活動の結果……さて、結果は是非実際観てもらいたいが、このドラマを通して、選挙が身近に感じた人も多くいるはず。こんなに真っ直ぐに地域のことを思っている議員がいるのならば、自分も投票に行かないと!そう掻き立てられる内容だった。次の選挙はちゃんと予習してから投票にいこうと思う編集RFでした。

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