
天上のブルーが待つ、最南端への旅
こんにちは。編集M.Sです。
実はこの連休にかぶせて夏休みをいただき、愛する沖縄に行ってきました!
ここ数年、夏には石垣島から高速船で周辺の離島へ渡り、そこでのんびりヴァカンスを過ごすというのがマイブームなのですが、今年は念願の波照間島へ。最南端の有人島であるこの島は、沖縄の海でもいちばんの透明度を誇るというニシ浜で有名です。
既に小浜島のトゥマールビーチや竹富島のコンドイビーチで海の碧さに感動していた私。
それを越えるなんて、一体どれだけきれいなんだろう、と期待いっぱいに波照間島へ向かいました。
石垣島から高速船で約1時間。ちょうど半分ほど、西表島を越えた辺りからものすごい勢いで船が揺れます。
胃がふわっと浮く感じは、まさにちょっとしたジェットコースター。
乗り物酔いする方にはかなり辛いと思われます......。コツは船の後方部に乗ることだとか。
前方に乗ってしまうと、船を叩くような振動が直に伝わるそうです。
多少グロッキーになりつつ、いざ波照間に着いたのは夕方4時半ころ。
日が長いこの島では、まだまだ輝くような太陽が照りつけていました。
宿に荷物を置き、水着に着替えて一目散でニシ浜へ。
「............!」
そこには、言葉を失うほどの碧。
自分の瞳も碧く染まってしまうのでは、と思うほどのブルーです。
計4泊5日いましたが、何度見ても「きれい...」と思わずため息をついてしまうほどの澄み切ったブルー。
言葉では絶対に言い尽くすことのできない美しさです。
この海とずっと一緒にいたいなら、泊まるべき宿はひとつ。
ニシ浜の目の前にある、「ペンション最南端」です。
もうここ以上の立地はありません。
3カ月前から予約を開始するのですが(例:7月の予約は4月1日から)、15室ほどしかないので、
毎月1日は朝から電話が鳴りっぱなしだそうです。おすすめは2階。
私は1階のお部屋で、それでも美しい海が十分望めましたが、2階の眺望はその上をいくとか。
綾瀬はるかさんも写真集撮影の際に宿泊されたそうです。
隣に写っているのは、このペンションの優しく頼もしいおとうさん。
泡盛大好きなおとうさん、気象予報士ばりの知識を持っていて、波照間のことを
いろいろ教えてくれる、とても温かい存在です。
ペンションの屋上からは、毎日絵画のように美しい夕焼けが拝めます。
この時期、日の入りは19時半ころ。澄んでいるのに少し霞がかったような空気感は、なんとも幻想的。
雲の向こうには本当に神様がいるのでは?と思わせるような空です。
波照間島には、西表島や小浜島のようにハイリゾートはありません(ペンション 最南端が事実上の最上級リゾートです)。集落は素泊まり¥2,000の民宿がメイン。でもそれだけでいいんだと思います。
この海と空があれば、オリオンビールがとにかくおいしくておいしくて、
名産の黒蜜をかけたかき氷が最高のごちそうになります。
ちなみに......フィガロの最新号には、別冊付録「沖縄でしたい30のこと」付き。
大人に過ごせる、沖縄の魅力満載のアドレスがいっぱいです。
沖縄好きの私としては、みなさんにぜひ手にとっていただけたらうれしいです!
書店で見かけた際には、めくるだけでも......
みなさま、最新号もどうぞよろしくお願いします(^^)
★ペンション 最南端
沖縄県八重山郡竹富町字波照間886-1
☎0980・85・8686
www5.ocn.ne.jp/~besuma
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