
エマ・ワトソンの新作映画に感動した~!
こんにちは、編集KIMです。
エマ・ワトソンの新作映画
『The Perks of being a Wallflower』(原題)の
試写に行ってきました。
う~ん、泣いた! 泣きましたよ~。
とても繊細な青春映画。
淡い初恋、なんて書くと、あまあまの作品に思われちゃうかも
しれませんが、違います。
ティーンエイジャーという心が発展しきれていない時代を
どう生き抜いていくのか、シビアで、真剣なまなざしで撮られた
心臓にひりひりくるような、痛く切ない映画です。
監督&脚本スティーヴン・チョボウスキー。エマ・ワトソンのほか、『少年は残酷な弓を射る』の
エズラ・ミラーがゲイの高校生役で出ていて、これまた素晴らしい演技。主役のチャーリーを演じる
ローガン・ラーマンも注目です。過去のトラウマに縛られ、心が閉じかけているチャーリーを開いて
いく友人サム役がエマ、サムの兄パトリックがエズラ・ミラーです。
11月より、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開、
以後全国順次公開予定。(C)2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2年前の12月、香港でエマに会う機会がありました。
その時のグループインタビューでもエマは、この作品のことを
話していました。
エマ・ワトソンは、とても純真&恥ずかしがり屋でした。
大きな声を出そうとするとうわずっちゃうくらい。
その姿がとても愛らしく好印象で。
この映画は原作があります。
ヤングアダルト文学の金字塔、
とアメリカでは大大ベストセラーになりました。
KIMは翻訳版を昔読んでいて、その原作も大好き。
小西未来さんの翻訳です。
映画化がおもしろいのは、原作者が監督を兼ねている点。
だから、物語の本質がまったくぶれず、
ティーンの想いがストレートに伝わってくるのです。
年齢のいった読者・観客にとって「あんな時代もあったよね」
というような軽い感覚ではなく、
ずきずきするような重い出来事に対して、
若い心はどんな反応をするのか、に気持ちがすーっと引っ張られます。
翻訳版『ウォールフラワー』は、アーティストハウスから2001年に出版。アマゾンなどで探すしか入手できないかも......。KIMは絶対手放せません!
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