
猫ごころ、巴里ごころ。
ペーパーからバーチャルへ引っ越しをしてきました「猫ごころ、巴里ごころ」です。猫のピカビアともども、よろしくお願いします。
このところ、これまでとんと縁のなかったスポーツ・ジム「ネイチャー・ボディー・ハウス」に通い始めて、ボディー・ケアに突如開眼。なんでこれまでスルーしてきたのか、ただひたすら悔やみ続ける日々を送っています。
とりわけジムのマツウラコーチの「カイロプラクティック」という施術がなぜか私にはツボにはまり、不眠も相当改善してきて、このところ会う人ごとに勧めるので、迷惑している人もいるかも。
「カイロ」はギリシャ語の「手」のこと。
手を使って骨のゆがみなどを矯正するのですが、そうやって筋肉をほぐすことで自律神経を正常に戻して、眠れるようになり、免疫力も高めるというのです。19世紀末に生まれたもので、ただのマッサージと異なり筋肉や骨格について相当高い知識を必要として、的確な場所をほぐすのが大事らしい。
「なにかスポーツしているの?」
12月にパリにいった時も、(私がカイロプラクティックの話をしたいために)友人たちにまず何をしているか聞いてみたら、大抵はヨガをしていると言っていました。
「東京では、私カイロプラクティックをしている」と言うと、案の定みんな興味津々。
「なにそれ?」
そこで説明をしてあげると、「今度東京にいったら、そのマツウラコーチに、予約を入れてくれる?」
なんだかマツウラコーチのパーソナル・エージェントにされてしまったみたい。幼い頃から、プロのアメリカンフットボール選手を目指して厳しいトレーニングをしてきたコーチは、大学時代に体調を崩して、選手から体のケアをする側に回ったそう。そのために自分の肉体を通して、驚くほど筋肉や骨格について精通しているので、彼ならパリの友人たちもきっと満足してくれるにちがいない。
「マイ・リトル・パリ」というメールマガジンがあって、数年前からパリのお洒落情報をそれで読んでいます。今月はちょうどパリジェンヌのジムの話が出ていて、おすすめのスポーツは、ボクシング、ボルダリング、体幹を鍛えるバランスボール、そしてやはりヨガ、といったところ。東京とたいして変わらない。
それにしてもさすがパリのジム、インテリアもシックです。ラ デファンス地区にある「ブロックバスター」というボルダリングの壁のあるスペースも、なかなかスタイリッシュ。
これからまたジムにいってきます。
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