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猫ごころ 巴里ごころ

キアヌ・リーブス似のコーチに勧められてペスカタリアンに。

「どうしてた?」

ミッドタウンに食料品の買い出しに行く途中、近所のジムの松浦コーチにばったり。

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「今日からジムも再開です」
自粛から解放されて、うれしそうだ。
「ちょっと減量した?」
久しぶりに会ったらヘアスタイルを変えたせいか、キアヌ・リーブスに似ている。

「実は去年からペスカタリアンにしたら、健全に減量できました」
「ペスカタリアンって?」
「ヴィーガンとは違って、野菜と魚介類だけの食生活に切り替えたのです」

この前まで断然肉食系で、そのうえプロテインまで飲んでいたというのに、ちょっと会わないうちにヴェジ&フィッシュで9キロ減量? きくと「いきなりステーキ」のプラチナ客だった人が?

「体が軽くなって、いいですよ。お勧めします」

松浦コーチには、ジムでカイロプラクティスを施術してもらっていたけど、最近行ってないので、また今度、といって別れる。

フィガロジャポンの編集部でもそうらしいけど、フランスでもコロナ禍で自粛中の女性の57.2パーセントが、食生活を見直して、ヘルシーなものに変えたという。免疫力強化のためかもしれない。

「ペスカタリアン」について早速調べてみると、松浦コーチ本人が、雑誌にその体験記を連載していて、ツイッターでも「DENN / ペスカタリアン」という名で発信していた。

今回のコロナ禍にしても、いわば自然界からの警告ともいえるし、肉食を止めれば温室効果ガスを抑えられて、地球にも優しい。もともと肉食系ではないので、ペスカタリアンになるハードルもそう高くはない。牛乳、チーズ、卵も食べられるというし、魚介類からはビタミンB12やオメガ3も摂取できる。

最初は軽い気持ちから、そのうちいつの間にか、ほぼペスカタリアンになっていた。それも3週間位すると、なんだか体が軽くなってくる。

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早速周囲の人たちに教えたくなってきて、パリの友人たちにワッツアップで電話すると、パリではまだまったく話題になっていないらしい。ビリー・アイリッシュは「太っていてもいいじゃない」という歌詞を歌っているそうだけど、友人たちはエコダイエットには心惹かれるといっている。

ニューヨークにいるシャルロット・ゲンズブールにもメールをすると、「前からお肉はほとんど食べてないし、私はほぼペスカタリアンよ」と返事が来た。いまはフランスに帰国して、家族とプロヴァンスに来ているそうだ。

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コロナ感染を避けて、最近カフェはオープンテラスに行くようになった。気に入っているのは六本木ヒルサイトB2にある「グランドフードホール」のテラス。とてもこだわったグルメ素材を売っている食のセレクトショップで、そこで買ったものを、毛利庭園のせせらぎを聞きながら、テラスで食べることができる。昼下がりのテラスでミルクしか使ってない純粋ソフトクリームを片手に、デュラスを読むのが至福のひとときに。

村上香住子

フランス文学翻訳の後、1985年に渡仏。20年間、本誌をはじめとする女性誌の特派員として取材、執筆。フランスで『Et puis après』(Actes Sud刊)が、日本では『パリ・スタイル 大人のパリガイド』(リトルモア刊)が好評発売中。食べ歩きがなによりも好き!

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