TikTokの次はBe Real? パリ発のソシャールメディアは自然体。
映える、とか映えないとか、写真を撮るためにアレコレきれいに写るように装飾を考えた写真は、本物といえるだろうか。ありのままに飾らない自分を見せて交流をしたい、と思う人も多いかもしれない。今のインスタグラムやTikTokの行きすぎに反旗をひるがえしたフランス生まれのアプリ「Be Real」は、これまでの常識を覆した革新的なものだという。
写真に関しては、緊急合図が送られてきたら2分以内に自撮りを送り、今の自分は何をしているかとか、ごく日常的な自分を見せることで、相手と安心した関係が持てるし、気取らない対話を楽しむことができる。
今年の初めにスタートしたこの無料アプリは、試験的に始めたもので、当初1万人が使用していたが、今では日常的に40万人のユーザーがいるという急成長だそう。
---fadeinpager---
コロナ禍で、色々な価値観も変わってきているし、本物志向が生まれてきているのは、どこの国も同じかもしれない。感情の機微を描くのが得意なのは、フランス映画だし、テクノロジーにリアルな感情を合流させたアプリを、フランス人が考えたというのは、ごく自然な流れのような気がする。
日本でも結構ユーザーはいるかもしれない。
ARCHIVE
MONTHLY
BRAND SPECIAL
Ranking