
旅の写真、静かに語りかけてくるランドスケープに胸を打たれる。
いよいよ花の時期の幕開け、今日は久しぶりに目黒川に行く。鎌倉の海辺に越してきてから、あの川辺の桜が妙に懐かしい。
これまで桜の写真は相当みてきたけど、最近一枚の写真に夢中になっている。一本の桜の樹を遠景で撮ったものだけど、何度見ても不思議なくらいしみじみした気持ちになる。
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インスタグラムはパリの友人たちの近況を見ることがほとんどなのに、先日偶然見知らぬ人、TIMDAMASという人の写真の中にそれはあった。まるで映画の一シーンみたいで、タルコフスキーの映像みたい。
カメラマンは誰なのだろう。JORDHAMMONDと書いてある。TIMDAMASはエージェントかキューレーターの人らしいけど、それをセレクトした繊細なセンスには、感嘆する。
最近なぜか遠景のランドスケープが気になる。目前にあるものより、少し後退して物事をゆったりとみる余裕を持ちたいと思っているからかもしれない。
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先日東京現代美術館で、パリの雑誌「マスターマインド」のために、黒沢清監督を取材した。これからパリへいって、フランスのスタッフたちと新作を撮影するという。まだ具体的には話せないそうで、残念。
カメラマンが外で監督を撮っていたので、私は遠く離れたところから撮ってみた。近くで撮るより、少し新鮮なものが撮れた。
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