オトコが好きなファッション!? ライターの本音トーク

なんでこんな世間話になっちゃったのかなぁ......。

最近はそーですね ……、
えーーーー「令和」になりましたよ「れいわ」!
おめでとーーございまーす!!

やった〜〜〜!嬉しい〜〜 。
今年は「令和1年」だっ。
覚えやすいっ、「1年」って覚えやすい〜〜。

今年だけは銀行に行って備え付けのデスクに向かって突っ立ち、
提出書類にボールペンで記載するとき、
必ずいつも、いっつも行員さんに、
「あ、あの…すみません、いまは平成何年ですか?……」
と聞かなくてよくなったっ。
「1年」って書きゃいーんだっ。
元号の年を覚える気がまったくないポンコツ野郎でも、通い慣れたホテルのチェックインのごとくスムーズに窓口まで辿り着けるようになったっ!
素晴らしい!!

………ん………… まー、「令和1年」なのか「令和元年」なのか迷う問題、は未解決ですけども。
来年以降はいまが何年か分からなくなる問題、も未解決ですけども。
このボーダーレス時代にですよ、
公的書類に元号の年を記入させる方式をやめ、西暦で統一すればクリアな社会になる! 新しい書類に変える紙資源のムダも防げる!
と考えちゃう問題、も未解決ですけども。

なんかさ、
半角英字+数字の7桁以上のパスワードだの、
触ってポップアップしてようやく意味が分かるネットやアプリのアイコンだの、
OSアップデートでヘンになったスマホの再起動方法だの、
spモードでのご契約だの、
SuicaだのPASMOだの、
フツーに生活する中で覚えることが多すぎるってんですよ。

もっとシンプルに暮らせる社会になんねーかなー、と思う今日このごろ。
「じゃあ昔の生活に戻れば?」とかの、耳タコなツッコミはやめてくださいよ。
社会インフラが大きく変わってますからね。
これまでの日本の伝統的な慣習や文化を見直す必要が出てきてる気が。

社会インフラといえばですよ、
「Googleマップ」があんなことになっちゃってますしね。
いまやどのサイトも住所をクリックすると、Googleマップに飛ぶようにリンクが貼られてるじゃないですか。
スマホでその住所を選択コピーして別アプリで使おうとしても、
リンク先のGoogleマップのURLアドレスがコピーされるから、
作業がメンドーなこと、メンドーなこと。
イチ企業が出すアプリたったひとつで、日常の行動が右往左往左してる現状にゾッとしてますよ。

皆がこぞってイチ企業の製品に頼り切ってますからね、怖いコワい。
ネット検索だってGoogleだし。
私がパソコンに向かってるこの画面だって、Google製ブラウザアプリの「クローム」だし。
「こんなストーリーあり得ない」と思ってた、
企業が世界を牛耳る近未来SF映画が、あながちファンタジーでもないという現実。

そりゃGoogleさんにしてみればですよ、
「アプリを運営するのに莫大な金掛かってんだよ!タダで使って文句言うのおかしくない !?」
と泣きそうに、いや泣いてるはずですよ、ええ。
でも心が石油採掘場のコールタールのようにドス黒い私には、
湧き出す涙をそっとハンカチで吹いてあげる優しさはなく。

あ、そうそう社会といえば、
フランス・パリで再び起こった暴動デモの話ですよ。
ノートルダム大聖堂の火災を修復するために、
世界のラグジュアリーファッションを牛耳る超大富豪2名とその一族が、
2億ユーロ(253億円)+1億ユーロ(126億円)の寄付を表明したことがきっかけと言われるこの暴動。
数百億円必要と言われた修復用に寄付された額は現在、1,000億円にまで達したそうな。

「そんなに金があるのか」「66%減税される寄付の法律を利用した税金逃れではないのか」「社会に還元するより、歴史物の再建者に名を連ねる名声狙いなのか」
などなど、庶民から不満が続出。

私はまーバカなので、よく分からんのですが、世界長者番付上位の常連さんと一族が寄付する253億円は、彼らが持つ総資産の1%にもならないらしいですね(イメージできなすぎて、頭がふわふわする)。
※ 詳しくはこのあたりの記事を。
  ↓
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190423-00010011-flash-peo

https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20190419-00122918/

 

社会主義的な、「世の中に還元せい」、って意見も正しいように聞こえるものの、彼らが運営するラグジュアリーグループはたくさんの人を雇って雇用を生み出してますからね。
製品を売る相手も、余裕のある金持ちが対象ですし(原則として)。
貧しい国の人々を低賃金で働かせ、服を安い値段で売る、ってこともしてません(たぶん)。
マネーを動かすだけで稼ぐ人たちとはちょっと違うよなあ。
(総資産のどれほどがマネーゲームで生み出されているか知りませんが)
「善意と偽善は紙一重」かもしれないけど、
歴史的遺産を修復できるお金が集まったのなら、集まらないよりいいという見方もあるからなあ。

そーいえば数ヶ月前に、この超大富豪さんのご子息にお会いして、マンツーマンで40分ほど話す機会がありまして。
なーに、取材ですよ、取材。
フランス人の彼は英語で話し、日本人の私は日本語で話し…。
まー賢さが全身から漂う、ウィットの効いたジョークの得意な人でしたけども。

……あーーー、話にキリがなくなってきた…。
てかそもそも、社会うんぬんとか語るつもりなかったですし。
このブログにつけてた最初のタイトルは、

「テンションが上がるメンズのハイブランドはこれ! (2019年春夏限定Ver.)

だったですしっ。

なんでこーなっちゃったかな、いつものことですけども。
そーいえば、
今回写真を一点も載せてない!
文字しかないのは、マズい、それはマズいぞっ。

あーーーーーー〜〜〜〜〜、どーするどーする、なに載せればいい???
ええいっ、

P1160353.jpg

るん。

P1160351.jpg

にゃん。

うう………、雑すぎる、なんだよこの脈絡のなさ。
そしてこの子たちが何なのか説明する気もないまま、
今日はさよならしたいと、そう思いま〜〜〜す。

ファッションライター高橋一史 過去ログ

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    ↓
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高橋一史

明治大学&文化服装学院卒業。編集者がスタイリングも手がける文化出版局に入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。担当ジャンルは、ファッション&音楽。退社後はフリーランスとして、原稿書き・雑誌編集・コピーライティング・広告ディレクション・スタイリングなどを行う。

kazushi.kazushi.info@gmail.com

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