
夏サンダルの、靴ずれケアのお役立ち2品。
サンダル買った。
半日歩いた。
色落ちした。
……… え? いやいやいや、違うんですって!
ビルケンをディスるつもりなんざ、さらっさらないんですって!
部屋の室内履きは、もう何年もビルケンですしっ。
「ビルケンシュトック 二子玉川ライズ」の店員の女の子、むっちゃ可愛かったですしっ!
(あ〜、それはこの話とは関係ないな、うん、かんけーない)
夏になるとサンダルをよく履きましてね。
今年は調子に乗りまして、セール時期に4足も買い足しました。
ビルケンはそのうちの一足。
汚れなんか承知の上で購入したんですよ。
ファッションライターなんて仕事を長年やってたら、
革を見れば色落ちするかどうか判別できるようになるんですよ。
「これ絶対ヤバい」って思い、じっさいにそうなりました。
“味わい” と “実用” のどちらを取るかは、革グッズの永遠の悩みですねえ。
履き続ければ表面がつぶれて、色落ちは少なくなるでしょう。
★汚れの話? じゃなくて
ええ、今回は汚れの話をしにきたんじゃないんですよ。
汚れなんざ、石けんでゴシゴシ洗えばキレイキレイなるんですよ。
問題なのは、このサンダルじゃなく、ほかのいろんなサンダルを履いてできた、
つら〜いすり傷。
足のいたるところの皮がむけ、いったんそうなると、治るまで同じサンダルを履けない。
それだけならまだしも、そのサンダルが怖くなり、
もう二度と気軽に足を入れられなくなるという悲しさ。
傷に絆創膏を貼り付けると、ゴロついて邪魔ですし、いかにも「怪我したな」感が漂います。
★塗る絆創膏、を発見
今夏のある日、カッコつけながら表参道を歩いてたんですが、
足の痛みに耐えかねてサンダルを脱いだら、大きなすり傷が何箇所も。
「あ、こりゃダメだ、ダメ」と、骨董通りを出た先にある「マツモトキヨシ」に駆け込みました
(“駆け込み” は嘘です。ゆっくり、ゆっくりと足を引きずっていきました)。
そこで発見。
小林製薬「サカムケア」。
接着剤のような液体を患部に塗り、コーティングする薬です。
耐水性もあり、保護する力はわりと強いと思います。
キャップと筆がひとつで、筆先で傷を塗りぬり。
塗りすぎの、数日後。
表面はパリパリしてまして、そーですね、
やけどの跡のような見え方でしょうか。
塗ってから数分で乾きます。
この傷の周囲の白いバリは、塗りすぎのせいなので、指で剥ぎ取ればかなりすっきり。
医薬品だけに、傷の治りも早い気がします(気のせい !?)。
足以外にも、服とこすれる軽い傷に塗れば痛みが減って役立ちます。
(ただし塗る瞬間は、ヒリヒリする)
皆さんはとっくにご存じでしたかね !?
私はこの夏に、毎日持ち歩く必需品になりました。
★肌にバリアをつくる発想の品も
ネットで似たような品を調べてましたら、「傷をできにくくするフォーム」があることを知りまして。
スポーツ用ながら、靴のこすれもガードできるというウワサの。
コスモ計画「ボルダースポーツ」。
MADE IN U.S.Aと書かれてます。
マラソンでのTシャツと肌のこすれ、足のマメや皮むけ、股ずれなどに有効だそう。
「表面の角質層に浸透してバリアをつくる」らしく。
ひげ剃りのシェービングクリームのように、むにょっと出ます。
これを足に塗りたくります。
すぐに乾いて、そのあとはさらさらに。
………じつはまだ、効果を体感してないんですよねー。
「これ履くと必ず、当たる部分の皮がむける」
というお約束のサンダルを履いてみたら、やっぱりむけましたし。
しばらく使ってみますよ。
なので、「サカムケア」ほどは、まだ皆さんにオススメできないんですけど。
こんな品もあるんだ、ってことで、まー、ここはひとつ。
photos © Kazushi Takahashi
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