オトコが好きなファッション!? ライターの本音トーク

3月29日(木)オープンの「東京ミッドタウン日比谷」は、この2店を見とかないと!

えーーーー、いつもの駄話は最後にちょいとお話するとしますかね。
(いまこの時点で、何話すかも考えておらず)

今回のメインのお話しは、3月29日(木)にグランドオープンする、「東京ミッドタウン日比谷」。
六本木にある「東京ミッドタウン」(単なる、東京ミッドタウン)のPart2ですね。

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メディア向け内覧会ってのが先週開催されました。

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結論を言いますとね、
私は好き。
自分は、って断り入れたのは、世の中にはいろんな志向性の人がいるからな、ってことで。
ネット検索して、内覧会を見たって人のブログ記事を幾つかチェックしたら、私と真逆の感覚&意見の人もいる。
昨年銀座にオープンした、大きな話題を呼んだ某大型商業施設のほうがいい、と。
あ〜〜、そっかー、認識の違いってこーゆーことだねー、と思ったしだいです。
なので、ここでは2店舗をご紹介しますけども、皆さんにヒットするかはぜんぜん分かりません。
さらに、知り合い補正の入った、ひいきめ目線の、業界ベッタベタな、きっもち悪〜い関係性もありますんで(←いや、そこまでヒドくはないぞ。私はそれなりにレポーター魂あるわ)、まー話半分で聞いてやってくださいませ。

なにが好きだったかというと、
カジュアルさ、と、趣味の良さ。

百貨店のテナントには欠かせない、ラグジュアリーブランドが見当たりません。
これは、ないのがいいっていう単純な図式の話ではなく、要するに、海外高級ブランドの知名度や集客力に頼ろうとしない、この館(ヤカタ)の姿勢が明確ってことです。
その意味で、私は大いに賛同できるのです。
(ファッション誌が、誌面を有名なスタイリストやフォトグラファーに丸投げせず、編集者がきちんとディレクションしているときに、「素晴らしい」と感じるのと同じこと)

海外高級ブランドは、日比谷や銀座エリアならほかの場所に幾らでもありますから。
ファッション商業施設や駅ビルに常連の、大手セレクトショップも皆無です。
ですが、ファッション系に関していえば(食事処についてはド素人なんで完全スルーしてます)、いい買い物ができる店が多い、って印象でした。

とゆーのもですね、短い時間の内覧会で、バタバタと走り回って店をチラ見してたとき、
「かずしさん!」とか「タカハシさん!」とか、何度かお声がけいただきまして。
誰??と思ったら、ふだんから仕事でお付き合いのあるアタッシェ・ド・プレスさんや、ハウスプレス(メーカー所属のPR)さん、デザイナーさんが店に立ってました。
その数、1,2,3……店でいうと8軒ほどありまして、これは業界内にコネクションの少ない私(←ほっとけ)からすると、かなりの多さです。
「仕事で付き合いがある」=「私が好きなブランドや店」、ってことでして、この館は自分と趣味が似てる、と。
ファッションライターを生業にしてる以上、「自分はセンスのある人間だ!」(ドヤ顔)と、うぬぼれなければやってらんないので、この東京ミッドタウン日比谷は、「センスのいい館」ってことにさせていただきます。

さ〜て、なかでもイチオシなのが以下のこれ。

ヒビヤ セントラル マーケット

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「街の一角」、をイメージしている衣食住の複合ショップです。
これがですねー、絶妙なバランスなんですよっ。

先端ファッションショップ+本屋+ビンテージ眼鏡店+ギャラリー+昭和レトロな居酒屋+レトロな散髪屋+レトロな売店+めちゃウマなコーヒー

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本の販売。

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居酒屋。鶏の唐揚げが自慢。

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ノスタルジックな理髪店。

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昔の売店のようなコーナー。

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懐かし定番の文房具。

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表参道と渋谷の中間にあるファッションショップ、「グラフペーパー(Graphpaper)」

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グラフペーパー取扱いの日本のバッグブランド「チャコリ」。

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びみょ〜な大きさ違いで展開するトートシリーズ。
コンセプチュアルかつ実用的(ただし店の在庫管理はむっちゃたいへん)。
同じくバッグブランドの「Aeta」のデザイナーが別にデザインしているブランド。
Aetaに関しては、フィガロ編集部REIさんのブログ記事をどーぞ。
 ⬇
https://madamefigaro.jp/blog/figaro-japon/170920-aeta.html

近ごろ、原稿を書きすぎていまだ頭が飽和してるモンで、ここではこの複合ショップの詳しい分析はやりませんけど、一つ言える素晴らしさは、
イマどきなおしゃれ一辺倒ではないこと。

この場所は、おしゃれ空間が苦手なサラリーマンが、会社のおしゃれ好き女子と一緒にやってきて、ちょいとつまみながら一杯酌み交わす、なんてことができます。
そして、お互いが好きなように楽しめる。
様々なテイスト、様々なジャンルの店が、ごく当たり前のように並んで共存してるんです。
これってなかなかできることじゃないですよ。

世の中がどんどんおしゃれ世界に向かっていき、雑なこと、ダサいこと、大衆的なことが疎まれる社会風潮がなんだか落ち着かないド庶民な私には、心地よい空間でした。
銀座と、サラリーマンが多い新橋の狭間に位置する、日比谷らしさが感じられましたね。

あー、知り合いうんぬんの話で言うとですね、この複合ショップをディレクションしたのが南貴之さんでして。
東京ファッションシーンを知る人ならご存知の有名人。
私もこの内覧会でちらっとご挨拶しました。

さて、続いても知り合いのファッションデザイナーの店、とゆーか、このブランドを気に入ったから取材をして、それで知り合ったのだから、ごくまっとうな話なんですけども。
(南さんも同じケース)
よくある、飲み屋で出会った系とは違うのです。
(この業界、そーゆーので回ってるけどなっ)

スキンアウェア

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祝!初オンリーショップOPEN!(パチパチ)

オーガニック素材にこだわったアンダーウェアが大人気。
デイリーウェアも充実してて、都会的でカッコいいのです。
オーガニックながら、民族的でもほっこりでもないのは、デザイナーさんがもともと、東京でモードブランドを手掛けていた人だから。
出自がファッションで、後からオーガニックに夢中になった経緯があるんですね。
ブランドの詳しい話は、私事で申し訳ないですけど、Pen Onlineのこの記事をご覧くださいー。
 ⬇
https://www.pen-online.jp/feature/fashion/skinware/1/
ブランド名は、この取材時点では「スキンウェア」でした。

さー、そんなこんなで、駆け足で東京ミッドタウン日比谷を見て歩いてきました。
「いい店いっぱいあんなー、食事処も良さそうだしなー」、ってことで、「オフタイムでもまた来よう」、って思いましたわ。

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セレクトショップ「クリオネスト(Quorinest)」で、パステルカラーのサボ発見。
PR田中さんのフェミニンな服装とバッチリ相性がよく。
サボってしんせーん、そして、ふぇみにんってしんせーん、とも思ったり。
 

えーーーーーー、今回も長くお話しちゃったので、このへんで打ち止め。
冒頭で宣言してた、今回の駄話は?って??
あ〜〜〜〜〜〜、もうメンドイんで、またいつかお会いしたときに。

© Kazushi Takahashi

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高橋一史

明治大学&文化服装学院卒業。編集者がスタイリングも手がける文化出版局に入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。担当ジャンルは、ファッション&音楽。退社後はフリーランスとして、原稿書き・雑誌編集・コピーライティング・広告ディレクション・スタイリングなどを行う。

kazushi.kazushi.info@gmail.com

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