
あの人の愛用カメラ、私のカメラ→選び方もそれぞれで。
ファッションブランドのプレス(広報)女性のカメラ。
「これはイイ」って話はのちほど。
ファッションの仕事してる人のカメラって、高級品が多いです。
とくに、取材で会うディレクター、バイヤーらの男性のはたいていそう。
ファショニスタに選ばれるカメラのポイント。
1. 見た目がいい。
2, 通好みな一流品。
3. よく写る(と言われている)
全部大切な要素じゃん!カメラ選びなんてこれでいーじゃん!
とも思いつつ、もちょっとグダグダしゃべります。
『どうせ買うならいいモノを』という考え方って大人、なのかもしれませんが、
ほら、体がちっさい私がヨーロッパの大型バイクにまたがってたら爆笑なのと同じように(ほっとけ)、
「上等な道具を使いこなせてないカッコ悪さ」、ってあるの分かります !?
今どきのカメラって、たいてい何でもよく写ります。
全自動で撮り、パソコンでレタッチもしない人なら、ある程度のもので間に合うんですね。
高価でなくても、「良いカメラ」もたくさんあります。
でっ、冒頭のカメラの再登場です。
富士フィルム「X20」。
レトロなムードでおしゃれ……なだけじゃなく、写りもいーんだこれ!
レンズ固定式コンパクトカメラです。
写真の色の良さに定評がある、富士フィルム(FIJIFILM)を選ぶあたりがハイセンス。
しかも無駄に最高級品ではなく、コスパが良いちょっと格下製品なところもGOOD。
(安いカメラじゃありません)
ちゃんと自分に必要な使い道を考えた、「知的な買い物」ですね。
これの上位機種になると、プロ並に使う人でないと持つ意味ないですから。
販売終了品でして、いま新品で買うなら後継機種の「X30」です。
今季トレンドのグレンチェック柄のワイドパンツを穿きこなしつつ。
ファッションとしてもイケてるカメラです。
続きまして……、
MY撮影機材。
かわいげない。
メカメカしい。
うしろの2台は、壊れたときの予備の廉価モデル(以前はメインで使用)。
首から下げるストラップは、うっとうしいから使いません。
ーーー持ち歩きやすく、片手で振り回せる。
2. レトロなムード
ーーー使ってて楽しい。
3. 手ぶれ補正つき
ーーー暗いとこでも撮れる。
4. 防塵防滴
ーーー雨の中、砂浜でも平気。
ーーーパソコンでいじるデータとして、ギリOK。
6. 値ごろな価格
ーーーいわゆるプロ機材より格安。
薄暗いショップ撮影でも、三脚を使わず手持ちでイケます。
なお、上の写真だとゴツいカメラに見えますが、
スマホと並べるとコンパクトさがお分かりです?
ファッションのスタジオ撮影、ブツ撮影などの、つくり込み写真家にはほぼスルーされるカメラです。
「オリンパスですね、いい仕事する会社ですよね」くらいの反応。
でも私には十分というか、不満はありますけど、これ好きなんですよ。
カメラは道具にすぎず、買い替えてもいーんですが、こいつで満足してる部分が別の不満になって出てきちゃいます。
小型レンズつければちょっとかわいくなるし、いつでもパッと取り出して、人でも店でも撮れるんだい!
パソコンいじり大前提での、素材集め道具として便利なんだい!
(と、本音半分、負け惜しみ半分)
値ごろな価格、とはいっても、この本体とズームレンズで20万円弱してますからね。
ほかの単焦点レンズとか予備機とか合計したら、数十万はいくわ。
で、
こんなふうに撮ってます。
もはや開き直りの自撮り。
構えはちゃんとしてますかね?
ちょっと添削してみましょう。
1. ○ ファインダーを使うと写真の隅々まで確認でき、カメラも安定する。
2. ○ 脇を絞めると手ぶれしにくくなる。
3. ○ 足を踏ん張れば、上半身が安定する。
4. ☓ すね毛が汚い。なんとかしなさい。
5. ☓ 頭がおかしい。正しい使い方をしなさい。
服装への文句を含め、あと25箇所くらい添削したいとこあるんですけど。
「ねじ曲がった心を改善して出直してこい」とか、「タイムカプセルで冷凍睡眠し、未来の最新医療で脚の長さを20cm伸ばせ」とかいろいろ。
ただこれ以上続けると泣いちゃいそうなんで、この男をいじめるのはこれくらいにして、今日のお話は終わりにしようと思います。
© Kazushi Takahashi
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