
畳んだ服のストックは、縦に並べると見やすくてイイ。
いきなりですが、業務連絡。
フィガロ編集部 Eさん、
誕生日おめでとう!!
忘れちゃいねーってんですよ。
当たり前じゃないですか。
……えー、はいっ!さくっと次の話題に移っちゃいますよ。
今回のお話は、新聞の家庭欄的な、「服の収納の仕方」について。
だいぶ気候が暖かくなったものの、まだまだ、出しっぱなしの冬服を整理してない人は多いんじゃないですか !?
アウターなどの重衣料ではなく、セーターやスウェットなんかの軽衣料をストックするのに役立つ収納方法です。
最近になり、これが有効なことに気づきました。
簡単に言うと、
縦並べ収納
なんですけど。
パッと見でここに何が入ってるか分かります。
日常的に出し入れするタンスの中もこうしておけば、「いろんなニットがあるな」ってなり、毎日同じ服ばかり着ちゃうことを避けられます。
てか、忙しい朝の身支度のさいに、「どんな服持ってたっけ??」といちいち頭に思い描かなくていい。
ソックスなんかではずっとやってた収納方法でして。
丸めて箱に縦に入れ込むってやつを。
でもセーターは、ファッションの店のイメージがあるからなのか、畳んで平置きで重ねてたんですよね。
収納スペースがない私の場合、重ねる数が多すぎて、上の数枚しか目に入らなくて。
上の服の重さで押しつぶされ、くっきりと畳みジワがついた下のモノを引っ張り出す気力もなく、同じモノばかりを着る結果に。
この収納にしてから、似た色無地のニットでも、履くパンツに合う形や素材を選ぶようになりました。
★畳み方のレクチャー
自己流なので、もっといいのを知ってる人はぜひ教えてください〜。
袖を伸ばしたまま、両脇を短い幅で折り曲げます。
上の写真の場合は、そのあと袖を、肩下くらいの位置で左に折り曲げ、身幅の端のラインに揃えます。
こんな感じに曲げて。
その後、センターで折り曲げ、左右をくっつけます。
こんな。
再び真ん中を折り曲げ、コンパクトな大きさに。
そして、
棚に突っ込む!
入れるコツはですね、ほどほどのゆとりを持たせつつ、服が倒れない程度に数多く並べること。
倒れちゃうと、グシャッとシワシワになりますんで。
っても、こんだけ小さく畳むとシワは避けられず。
冬のウールなど動物性の毛糸の服なら復元力がありますが、夏のコットンや麻は無残になりがち。
ただし、重ね置きと比べて強い畳みジワはつきにくいため、着る前に軽くスチームアイロンを掛ければキレイになります。
棚やボックスの深さしだいでは、畳み方をアレンジする必要もあり。
面倒ですけどね、畳むのも、アイロン掛けも。
我慢ならない人は、毎日同じ服を着るか、収納スペースが広いおウチに住みましょう。
私がやってるもう一つの手持ちのアイテム把握方法が、
写真撮影。
家出る前はいつもパソコンいじってるんで、こんな画像を表示させて、どれにするか決めます。
(上の写真のは、まったく履かないモノばっかですけど)
服のワードローブも同じように撮影し、ざっと眺められるようにしてます。
「オークション出品でもないのに撮ったり、服畳んだり、マメかよ !?」って思いますよね。
いやいやいや、メンドーなんですって!
むっちゃ面倒くさいんですって!!
でも、これやっとくと、余計な頭使わなくて済むんですって!
靴ならたいていの男は3足くらいを履き回し、ボロッとなれば買い替えるってのが通常な気がしますが、私は「履きつぶす」という概念を持ち合わせてなくてですね。
愛用し過ぎて履けなくなったスニーカーを泣く泣く処分することはありますが、靴箱に眠ってる靴でも、大好きだしどれも大切。
歩きやすさ優先でスポーツスニーカーしか履かなくなった人間が、革靴の存在を忘れないためにも、こんな写真が役立つんです。
© Kazushi Takahashi
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