日本建築のスーパースターを見つけました。
最近、外国人の友達に、日本の建築と聞いて何を思い浮かべるか聞いたら、「畳かニトリ」と答えました。東京の建築なら?と質問を変えると、「安藤忠雄」と答えました。
たしかに、両方とも正しい答えだと思います。観光客は、古い木造の建築だけでなく、新しいコンクリートの建築も見るために来ているからです。
しかし、古い木造のイメージと、新しいコンクリートのイメージの間には、見落としたものがあります。それが「タイル」です。
トイレやキッチンはもちろんですが、建物の外側や銭湯、ほとんど使われていない路地などでもタイルを見つけることができます。
初めて日本に着いた時、東京スカイツリーや雷門のような素晴らしい建物を見るのが大好きでした。でも最近、私は自分の足元を見つめたり、古いオフィスビルの階段の途中で止まったりします。タイルの写真を撮るためです。
私が生まれるずっと前から貼られていたであろうタイルは、懐かしい感じがします。散歩するときは、必ず2回か3回ぐらい、タイルの写真を撮ってしまいます。
日本には、自然やスケールの大きな建築がたくさんありますが、たまには、細かなものを見るのもいいです。私にとってタイルは、日本建築上のスーパースターです!
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