テキサス州で巡る、現代アートの旅。
年末のお休みに、久しぶりに海外旅行に行きました。
目的地は、テキサス州。美術館やギャラリーに行くと友達や同僚に話すと、みんなから「なぜテキサスに?」と言われました。
たしかに、テキサスはカウボーイやカントリーミュージックで有名ですし、アートといえばニューヨークやパリですよね。
でも実は、ヒューストン市とオースティン市は、芸術と文化の中心地になりつつあるんです。今回は、旅で回ってきた場所をいくつかご紹介します。
ロスコ・チャペル
ヒューストン市に行こうと思った理由のひとつ。抽象表現主義者のマーク・ロスコによって1971年に設立された「ロスコ・チャペル」の礼拝堂へ。
チャペルの天窓には、ロスコの大きな暗い色のキャンバスが飾られ、空の光で薄暗く照らされていました。とても感動的な場所。
メニル・コレクション
ロスコ・チャペルの近くに、メニル夫妻のコレクションを展示しているギャラリー「メニル・コレクション」があります。中世からマティス、ピカソ、現代のウォーホルまでの作品が展示されていました。
ダン・フレイヴィン インスタレーション
2017年に、表参道のエスパス ルイ・ヴィトンで展示されていたダン・フレイヴィンのインスタレーションが、リッチモンドホールで開催されていました。虹色の蛍光灯がホールの両側に並んでいて、光沢のある床は光を反射します。とても静かなで異世界な空間です。
ジェームズ・タレル「Twilight Epiphany Skyspace」
ライス大学のキャンパス内にあるジェームズ・タレルの「Skyspace」。
日の出と日没に合わせて、カラフルなライトショーを作り出します。
ほかにも、「ヒューストン現代美術館(Contemporary Arts Museum Houston)」や「ヒューストン美術館(The Museum of Fine Arts)」で開催している、期間限定の展示会にも行きました。(うれしいことに、ほとんどのギャラリーのインスタレーションが無料でした!)
テキサスに来たらおいしいバーベキューを食べることは欠かせないですが、
芸術的な一面を楽しむことにも時間をかけたいです。
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