
フランスで⑤
今回の渡仏時、日本では終わってしまった桜が丁度満開で
2度目のお花見を楽しむ事が出来ました。
写真2枚目はノートルダム大聖堂の写真。
房咲きの八重桜に彩られて、大聖堂もいつもより優しい雰囲気です。
下の写真の桜も、溜息が出るほど美しかった。
花びらが全く散っていない、完全な満開。
こちらは日本の桜と同じようなタイプでしたが、所変われば見え方も全く違います。
下の写真は、大聖堂の横で、スズメの餌付けをする男性。
スズメも慣れたもので、次から次へと男性の手からパンを啄んでいきます。
今回は大聖堂に寄る予定ではなかったので、献火し、すぐに移動したのですが
沢山の方が静かに神父様のお話に聞き入っていました。
それにしても本当に厳かで美しい建物。
ノートルダム大聖堂は、1165年に司祭の命で着工し、1345年に完成。
この大聖堂で、皇帝ナポレオンの戴冠式なども行われました。
(歴史が苦手な私ですが、このような歴史的建造物の中に身を置くと色々勉強したくなります)
さて、上↑までフランスで撮った写真だったのですが
下↓から、現在福岡で開催されている『マリー・アントワネット物語展』のドレス写真になります^^
下の白いドレスは、マリー・アントワネットも着ていた引き裾の宮廷衣装。(レプリカ)
これは盛装用の宮廷ドレスで、特徴は左右に大きく広がるパニエ。
レースやリボンもふんだんに使われていたそうです。
マリー・アントワネットのファッションは常に流行の先端で、皆が彼女のドレスに注目していました。
下の写真は、シュミーズドレスと呼ばれていた衣装。(レプリカ)
当時、カリブ海地方から移り住んだ女性が、流行らせたスタイルなんだそう。
マリー・アントワネットも王妃の小部屋や、プチ・トリアノンなど
私的な空間でくろつぐ時にのみ身に着けていました。
こちらのドレス、レース×艶やかなシルクリボンの組み合わせが素敵。
上下↑↓の写真は羊飼いのドレスと呼ばれていた衣装。
マリー・アントワネットは宮殿の堅苦しい生活から逃れるため
プチ・トリアノンやアモーなどで、このような衣装を身に着けていたそうです。
(現代人から見ると、このドレスでも結構窮屈そうですよね)(笑)
上下の写真は、当時流行したウィッグ。(レプリカ)
マリー・アントワネットもお抱え美容師、レオナール・オーティエに斬新なウィッグを作らせていました。
このウィッグを見ていると、キルスティン・ダンストの映画『マリー・アントワネット』を思い出します。
最後の写真がフランス風舞踏会用のドレス。
こちらのドレスもレプリカですが、1989年テレビ映画『フランス革命』で
マリーアントワネットを演じたジェーン・シーモアが実際に着た衣装だそうです。
シルクに可憐な刺繍が施された、このドレス、本当に美しいですよね。
こちらの『マリー・アントワネット物語展』撮影禁止の場所もありましたが
ドレスなど一部撮影可能なところもあり、とても楽しかったです。
それにしても、ほぼ残っていないマリー・アントワネットの遺品。
残っていたら、さぞかし美しい物だったのでしょうね。
フランスで⑥に続く
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