パリ風!? ママスタイル

土佐文旦を丸ごと!爽やかな食感と甘酸っぱさ堪能タルト

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photo : Shigemi Imamichi

高知県特産の土佐文旦。

農家・宮地文弥さんが苗木を植えたのが始まりと言われる、1943年にまで遡るフルーツ誕生のサクセスストーリーがとても印象的です。

高知県で観光大使などを務める、アナウンサー松田京子さんのご紹介でいただいた土佐文旦。

それが、なんとも香り高いこと!
いただいた包みを開けた瞬間に、上品でフレッシュな香りに包まれました。
何個でもいただけてしまう爽やかさ。

「この文旦を使って、ケーキお願いできないかしら?」

なんて、贅沢なオーダーをいただいてあれこれ考えたのだけど...とにかく土佐文旦が本当に美味しい!だから、できるだけ食材をそのままに、そして余すところなく活かしたい!と生まれたのがこの「土佐文旦タルト」。

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厚い皮を薄くスライスして、何度も茹でてマーマレードに。

マーマレードを練りこんだタルト生地に、土佐文旦の甘酸っぱさを優しく包んでくれるホワイトチョコレートでフィリングを整えました。トップは、土佐文旦を丸ごと2個分トッピング。

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ずっしりと贅沢な土佐文旦タルトになりました。

さらに、さらに素晴らしいことに、LIVING PHOTOの第一人者 フォトグラファーの今道しげみさんがタルトを撮影くださるというスペシャルな機会。

爽やかな甘酸っぱさが香る、うっとりするようなスタイリングと撮影をしてくださいました。普通ならありえないこと!

土佐文旦の魅力があってこその、ケーキ制作にフォトシューティング、さらにはティータイム。

なんだか、土佐文旦の魅力にどっぷりな週末になりました。

ボナペティ!

太田さちか

パリ サンジェルマン・デ・プレで過ごし、エコール・ド・リッツ・エスコフィエ、京都造形芸術大学大学院などで製菓、藝術を学ぶ。こどもとおかしのアートプロデューサー・芸術教育士として、1,000を超える家族会員を迎えてこどもとママンのためのNATURAL FOODIEアトリエ「My little days」を主宰。ケーキデザイナー、コラムニストとしても活躍中。こどもたちの興味や不思議、好き!といった感受性に寄り添いながら、普遍的なNATUREを大切にする独自の世界観あふれるレシピ、ワークショップが好評を呼び、企業サイトや多数メディアで活躍。

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