おいしい料理求めて、まりモグがゆく。

ミラノ最旬、(モグモグ)スポット巡り。

夏休み。今年はどこに行こうか悩みに悩んだのですが、会いたい人がいたのでイタリアに行ってきました。

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着いたのが午前中だったので、まずは腹ごしらえ。Rossana Orlandiを散策して、となりにあるビストロ・アイモ・エ・ナディアへ。超人気リストランテのビストロ版ということで、誕生して数カ月にもかかわらずあっという間に満席に。エトロのインテリアも素敵。

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気になっていたイカと野菜のスープを前菜に、パスタはトマトベースのものをチョイス。……抜群においしいです‥…。スープは、食感を残したイカとグリーンピースの爽やかな青々しさ、パスタはまろやかなソースの中にトマトのアクセントが利いていて、完璧なバランス。
となりをふと見ると、めちゃめちゃおしゃれな婦人二人組が! ロッサーナ・オルランディ本人でした。「イタリアに来た~~!」感、満載です。

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 午後は、ずっと行けていなかったプラダ財団美術館へ。可愛かったり、怖かったり(お化け屋敷の展示)、シュールだったり、斬新なインスタレーションを見てから併設のバーへ。行きの飛行機で『犬ヶ島』を見ていたので、ウェス・アンダーソン気分は完璧に仕上がっています。店員さんまで『グランド・ブタペスト・ホテル』に出てきそうな可愛さ。今日1回目のアペリティーボです。

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からの、はしごアペリティーボ! 施設内に今年新たに完成したタワーの上層階にあるリストランテ・トーレへ。ディナーの前に、テラスで一杯。ミラノの景色を眺めるって意外になく、ちょっと新鮮です。

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中に入るとこんな感じ。インテリアも夕焼けを臨む眺望もパーフェクトです。オレンジ×ウイキョウのサラダや、シーフードのフリット、パスタなどを頼んだのですが、どれもシンプルでおいしい。かなり前衛的な料理が出てくるかなと思いきや、郷土料理にちゃんと根付いているところが気に入りました。ここも、おしゃれな大人たちが集い、おいしい料理に舌鼓を打ちながらおしゃべりに夢中。あぁ、イタリア人に生まれたかった……。

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翌日は、ホテル近く、ナヴィリオにあるMag Caféで朝ごはん。日本では1日せいぜい2杯くらいしか飲まないのに、イタリアにくるとカフェ(=エスプレッソ)やカプチーノを平均3~4杯飲んでしまいます。これぞ本場の引力か。なんだか口が求めてしまうのです。
ランチはベタにピッツァをせめました。COCCIUTOという、できて1カ月というほやほやの新店です。通常の2倍、発酵に時間をかけているという生地が絶品。ほどよい塩気もたまりません。あっという間にペロリ。

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店を変え、日本ではなかなかお目にかかれないカフェシェケラートで締めました。アイスコーヒーといえばアイスコーヒーなのですが、シェイクされているからか、ふわっとしていて透明感のある味。苦味も甘味もちょうどいい。
ウワサのスタバ、イタリア1号店は長蛇の列で断念。

ミラノ編、まだまだあるのですが、若干食べすぎなのでまた改めて。海辺の街・ジェノバで出合った本場のジェノベーゼもレポートします!

まりモグ

幼少期から北京を拠点にアジア、欧米、太平洋の島々などを旅し、モンゴルの羊鍋からフランスのエスカルゴまで、さまざまな現地の料理を食べ歩く。特に香港は、多い時で年4回のペースで通うほどの“香港迷”。食べ過ぎ飲みすぎがたたり、28歳で逆流性胃腸炎を発症。ワイン好きが高じて、2021年にJ.S.A.認定ワインエキスパートを取得。

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