
大人の"お子様ランチ"をテイクアウト。
ずっと気になっていたテイクアウトをやっといただけました! 西麻布のマルゴット エ バッチャーレが期間限定で“洋食屋マルゴット”として提供している「マルゴット洋食松花堂弁当」(税込み¥4,104)です。
帰宅途中、ラインナップの紙をみてワクワクが増加! ハンバーグにエビフライ、カニクリームコロッケにローストビーフと、洋食のスタメンが勢揃い! 白ワインとビールはしっかり冷蔵庫にスタンバイさせていたので、早々にいただきました。
素敵すぎます。我慢できず、五島牛のローストビーフからパクリ。昨年五島列島に行った時にも食べて、その味に感動したのですが、自宅でまた出合えるなんて。ソースの玉ネギと肉の脂、そのふたつの甘味が溶け合います。次の肉へ行く前に、グリーンアスパラ マヨネーズソースとだし巻き卵をひと口。瑞々しすぎるアスパラが、お口リフレッシュにぴったり。上品な出汁の香りが鼻から抜けていく、だし巻き卵のおいしさにも驚愕しました。そこで妙に納得。シェフの加山賢太さん、フレンチの名店、ラトリエ・ドゥ・ジュエル・ロブションやカンテサンスだけでなく、日本料理の名門、元麻布かんだでも修業を積んだ方。さりげない一品にその腕と経験が滲み出ています。
小さいながら、密度が高く食べごたえ十分な和牛ハンバーグ トマトソースも絶品。トマトの酸味が、大人風味……と思いつつ見渡してみると、どのメニューも、子どもの頃大好きだった料理ばかりだなぁと。それらを詰め込んだお弁当は、まさに大人のためのお子様ランチ。あのワクワクする気持ちが、大人になっても感じられるなんて。
いまや胃袋も大人サイズのため、マルゴットの近所にある麻布昇月堂の名物「一枚流しあんみつ羊かん」をたいらげ、和洋折衷の完璧なディナーになりました。
洋食屋マルゴットは6/5で終了し、店内では本職!の、トリュフを丸ごと1個使っためくるめくコース料理がスタートします。(コース内の、コンソメスープと、トリュフのための炊きたてご飯が特におすすめ!)
お弁当をはじめとするテイクアウトメニューは、内容を代えながらまだ続くようです。たまの贅沢、おうち時間をハレの日に代えてみてはいかがでしょうか。
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