Kamakura sampo フランスのバスケットをご褒美に。

みなさん、こんにちは。
今日は鎌倉散歩 後編を綴らせてね。

鎌倉での1つ目のご褒美は野菜のフォー、
2つ目のご褒美が新鮮な鎌倉野菜、
そして3つ目は・・・・・（ご褒美多すぎ？）笑

江ノ電で移動、由比ヶ浜下車。行ってみたかったartique kamakuraへ。
路地を進むと見えてくる古民家は、
大正時代に建てられたもので佇まいも素晴らしい。

玄関を入り、ベルを鳴らすと奥から笑顔の女性が。

artiqueはご家族で経営されていて
オーナーの妹さんである若菜さんが迎えてくれました。
聞くと12年前にオーナーであるお兄さんが始めたそうで、
若菜さん自身はアクセサリー作家でもあり、お母様は絵本作家というファミリー。
それぞれの審美眼と多彩な美センスがうまく調和してる空間に目が釘付けになる。

お庭の紅葉も見事で、窓際に並ぶアンティークの瓶たちが、
なんとも心地良さそうだった。
その光景に私はほっこりしてしまった。

縁側に無造作に置かれたいくつものアンティークバスケットたち。
なんとも気持ちよさそうに見えて、ここでの暮らしを楽しんでるみたい。

その時はバスケットを手に取らずに、ゆっくりと店内を眺めた。

アンティークチェアに置かれたペーパー袋もステキ！

古道具のセレクトもGood!
ガラスのケースは美容室や和菓子屋さんで使っていたものだそう。
こんなケースにタカラモノを置いて日々眺められたらいいなぁ〜。

中庭の佇まいにもうっとり見入ってしまう。
紅葉を眺めながら日本に四季があることを嬉しく感じた。

さらに奥へ進むと美しい真鍮のアクセサリーが目に入る。
「fleurgrance」こちらが若菜さんの作品ブランド。

コンセプトが小さな幸せ。彼女の名前にある菜、
菜の花の花言葉が ”小さな幸せ” なんです。
小さな幸せがいっぱい訪れますようにと願いを込めて！と若菜さん。

ステキだなぁ〜。
繊細な作品たち、心地よさそうにキラキラ輝いてた。

友人は美しいピアスを購入。

小さな小部屋があり、そこにはかわいいネコのイラスト。
こちらはオーナーであるお兄さんの作品、飼われているネコがモデルだそう。

わぁ〜！奥にはクマのイラストのトートバッグ。
可愛いぃ！思わず12月誕生日の友人たちのギフトに選んだ。

普段使いにも、部屋のインテリアとしても◎

聞くと、若菜さんのお母様はartiqueの店番と、
フランスの買い付けに同行し見つけた商品を並べながら、
福を着た猫の制作を楽しんでるそう。

パリでも家族合同展を開催されたりと聞いて、
好きなことを自分らしく、ステキな年の重ね方で憧れるなぁ〜。

若菜さんとの楽しいお喋りが止まらない。
買付けの話や旅先での美味しいものの話もね。

お喋りの間、あることが頭の中を駆け巡ってる・・・。
そう、あのこを坂の上に連れて帰りたいな。
あのことは！直感でビビっときちゃったフランスのアンティークバスケット。
3つ目のご褒美としてね、坂の上にお迎えしました。

artiqueの買い付けの記事を読んだ。
「売れ筋を意識するというより、
私たち家族がいいと思ったものを置いています。
その感覚に共感してくれる人に買ってもらえると嬉しくて。」

その言葉、とても共感できる。
昨年出版した旅とLife Style写真集Rollei Life、
10年間撮り続けた宝物の写真を1冊にまとめるのに1年半かかり、
装丁への私のこだわりをカタチにするのにコストオーバーする中、
チームが気持ちを重ねてくれて完成した1冊。
若菜さんと同じく、共感してくれる人に買ってもらえたら！と、
切に願ったことを思い出した。

フランスのバスケット、大事にしますね。

帰宅してTさんに見せるとステキだねと共感してくれて、
リビングにある私達が集めたフランスや北欧のアンティークたちとも、
意気投合してる様子（笑）バスクのリネンとも合う◎

頑張ったご褒美はやっぱり大事。
好きなものに囲まれて暮らす日々はなによりの幸せ。

みなさん、鎌倉へ行ったらぜひ由比ヶ浜にある
「artique kamakura 」へ。
ちょうど今、埼玉の東松山市のartique saitamaでイベント開催中。
Exposition de Vrisko 12/22まで
Vriskoさんのこだわり抜いた服、
ひとつとして同じものがない、美しい服が700着も並ぶそう。
詳しくはartiqueのInstagramをチェックしてみてね。

若菜さん、楽しいお喋りをありがとうございました。

みなさん、いつも読んでくれてありがとう。