かぐわしきみなと通信

2018年も華やかでした♪ 月餅コレクション

ご無沙汰してしまいました! 香港で最も華やかなお祭り、中秋節。今年は9月後半でした。

街のあちこちにカラフルな提灯が飾られるとき。

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さて、この中秋節にいただく月餅。遅ればせながら、今年のコレクションを披露します。

私の場合は、日頃取材などでお世話になっているホテルの方からいただくのがほとんど。中身もパッケージも、毎年皆さん本当に趣向を凝らしています。

今年最初にいただいた月餅はこれでした。Intercontinental Grand Stanford Hong Kongからいただいた、なんとウィスキーの月餅! Kavalanは台湾の有名ウィスキーブランドです。ウィスキーとダークチョコレートがとても相性がよく、喜ぶ方が多そうな組み合わせでした。

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クラシックな月餅もやっぱり美味しい。こちらはシャングリラからいただいた広東料理店「香宮」の特製月餅。

エレガントな鶴の箱。

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蓮餡に卵の黄身=月をイメージした、昔ながらの月餅、でもこれ、するっと食べられる巧みな味付け。

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宝石箱のように優雅なボックスは、Wynn Macau。毎年蝶を描いた麗しいデザインがお楽しみ。

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こちらもクラシックな蓮餡タイプでした!

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扇型のボックスに入ったクラシックタイプは、マンダリン オリエンタル香港!

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こんな風に入っているんです。

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中もすべてマンダリンの象徴である扇のマーク。クラシックタイプは大きめでボリュームたっぷりですから、薄切りにしてプーアール茶やウーロン茶などに合わせるとぴったり。

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最近、主流になりつつあるとも言えるのが、小さめのカスタードタイプ。こちらはIntercontinental Hong Kongの欣圖軒からいただきました。

一つ一つ手作りというのがうかがえる、文句のない美味しさ!

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箱もまるで宝石箱・・・・・・というか本当にそのまま使えますね。

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切るとこんな風に金箔入りなのです!豪華!そしてとても食べやすくて美味しい。

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毎年レザーのおしゃれボックスが楽しみなのが、ランドマーク マンダリンオリエンタル。ホテルと同じく月餅もモダンです。

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中身はミニサイズのカスタード!

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カスタードタイプは、コーヒーともよく合います。

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毎年売り出しと同時に売り切れることで知られている、ペニンシュラ香港スプリングムーンのカスタード月餅!

このタイプを発案したのがこちらのお店なのだそうです。

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中にはこんな説明が。1986年にこのテイストを生み出すセンス、すごい。

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この日はプーアール茶と一緒にいただきました♪

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ペニンシュラにはもう1種類月餅があります。こちらはペニンシュラブティックで販売されている月餅。アールグレイやジャスミンティーなど、お茶の香り入りになっていて、とても美味しいのです。これまたスッキリした極上の美味しさで大好きなペニンシュラのオリジナルブレンドティーのミニ缶とのセットでした。

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「半島」つまりペニンシュラ! ペニンシュラホテルは、広東語では半島酒店と呼ばれているんですよ。

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本当に毎年皆さん工夫がすごい。こちらはミラホテルのCuisine Cuisineからいただいた月餅!

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薔薇の形をして、中にも薔薇とロゼ―ルが入った食べやすくて、洋菓子感覚の月餅! 

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最後にお見せするのは、マカオのギャラクシーグループからいただいたもの。

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箱の柄がこんな神話風に。

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なんとこちら、クラシックタイプに加えて、黒ごまやチョコレートやナッツなど、多彩な味の月餅セットでした。これはなかなか飽きさせない味わい!

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どれも甲乙付けがたく、工夫たっぷりの月餅たち。カロリーも高いので、ちょっとずつしか食べられないのが残念ですが、やっぱり華やかで楽しい季節の贈り物です(最近では食べきれなくなることが問題になりつつあるので、そのうちぐっとカロリー低めのあっさりタイプが増えるのではないでしょうか)。

ちゃんとした手作り月餅は、なるべくいいタイミングで届けるように、配達の方もとても気を遣っていましたっけ。不在届けにならないように、必ず在宅かを確認して届けることになっています。

また来年の月餅を楽しみに、お祭りが一つ過ぎていきました。

 

 

 

甲斐美也子

2006年より香港在住のジャーナリスト、編集者、コーディネーター。東京で女性誌編集者として勤務後、英国人と結婚し、ヨーロッパ、東京、そして香港へ。オープンで親切な人が多く、歩くだけで元気が出る、新旧東西が融合した香港が大好きに。雑誌、ウェブサイトなどで香港とマカオの情報を発信中のほか、個人ブログhk-tokidoki.comも好評。大人のための私的香港ガイドとなる書籍『週末香港大人手帖』(講談社刊)が発売中。

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