「24時間、香港中毒」黄竹坑ロケハンDay
ただいま発売中の本誌2月号「24時間、香港中毒」特集、お楽しみいただけましたか?
水原希子さんの超絶妖艶なファッションページと旅情報ページ、両方のコーディネーターを今回担当しました。
ここ数年、日本人の香港在住ジャーナリストであっても、現地の大手メディアと同じスピードでどんどん最新情報が入ってくる人脈が築けたからこそ知ることができた、素敵なスポットやその仕掛け人をたっぷり紹介できて、本当にコーディネーター冥利に尽きるお仕事でした。
さてさて実際編集さんが紹介する場所を絞りこむ前には、フィガロのテイストに合っているか、とか、他のページとのバランスとか、いろいろなことを考えながら、あーでもない、こーでもない、といろいろな候補を出しながら相談していくわけですから、ロケハンが欠かせません。
アートスポットとして紹介している黄竹坑も、何回かギャラリー取材やプライベートで来たことはあったものの、やはり改めてロケハンが必要でした。こぼれ話として今回は黄竹坑ロケハンで見たものなどを紹介しますね。
まだ開通まもない地下鉄の黄竹坑駅前には、こんなストリートアートが! 政府主導のアートプロジェクトHK Wallsの一環で、あちこちに面白いアートがありました。
もともと倉庫街ですから、街並みは驚くほど閑散としていて、え?こんな地味なビルの中に?え?と、ドキドキしながら入っていくと、あっと驚く空間が・・・・・・というのが黄竹坑のコンセプト(笑)。
これは確か素敵なレストラン、ポメグラネイト・キッチンがあるビルの入り口。
ここかな~と恐る恐るエレベーターを降りて扉を開けると・・・・・・
いきなりこれですから(笑)。惚れますね!
私が試食したときは、ランチセットでレンティル豆のスープと、
ケバブだったかな? こんなセットを食べました。ヘルシーで美味しいし、写真映りも最強! これは合格ですね(笑)。
次に訪ねたのはBlindspot Gallery! ビルの入り口はこんなです!
ギャラリーは広い空間を生かして贅沢に作られていました!
てくてくと次の目的地へ向かう途中に、またストリートアートが。
こんなアートもありました!
本誌でこちらも紹介しているDe Sarthe Gallery。ギャラリーはどこも広々とした空間を贅沢に使っていて、何しろ家賃が高くて効率重視の香港では、こんな遊び心が清々しくありがたく感じます。
無名アーティストの名前が入ったピンクのボールを、ビジターがこの装置に入れて落としていくようになっていました。
バーチャルリアリティの設備もありました!
訪ねてみて感動したのが、Casa Capriz。アールデコ&アールヌーボーが大好きな私にはもうツボ過ぎて。
下見のとき、初対面のオーナーさんを待っていたら、なんと私の友だちと一緒にランチから戻って来て、あー!!とお互いにびっくり。世間が狭い香港ならでは。
最近とても人気のあるパイナップルの置物。風水グッズとしても使われています。
こんなものたちに囲まれて暮らしてみたいものです。
日が変わるたびにパタン!と鳴る音がドラマチックなカレンダー。
こちらは下見はしたけれども惜しくも落選したMirthというインテリアショップ。お土産っぽいグッズがいろいろありました。
雑然としていてファンシー系なのですが、楽しいお店でした。
地下鉄が開通したときは、かつての西営盤のように、ばっと開けるかな~と思ったものの、飲食店はライセンスの取得が難しくて思ったより増えていない黄竹坑。でも宝探し感覚のギャラリー巡り、長年香港に暮らしていても新鮮な体験でした!
ぜひ皆さんも次回の香港で!
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