東西伝統の高級食材が日本とメタバースへ
日本は忘年会の時期でしょうか。香港では、クリスマスが目前です。こちらでは年が明けてからの旧正月が日本で言うお正月ではあるものの、コロナ禍での規制が最近緩んで以来、海外旅行に出かける人が非常に多く、出かける前にイベントや仕事を終わらせてしまおうと皆が慌ただしい日々を送っています。
以前ゴッホやピカソなどの巨匠によるアートとビジュアルデザインを掛け合わせたNFT付きギフトボックスを紹介してくれた食通でインフルエンサーのケルビンさんと一緒に、REIGN自慢の食を色々いただいてきました。
REIGNのK11 Musea店では、ゴージャスなクリスマスパーティーなどで人気が高い、キャビアたっぷりのハート型ケーキが主役になっていました。
価格高騰中という中国の茅台酒のボトルには、こんなピカソバージョンも。
ピーカンの砂糖漬けなど、クリスマスらしいギフトも揃っています。
缶入りキャビアはお値段も豪華ですね!
さて、早速ランチが始まりました。こちらは南アフリカ産のアワビを使って、スイスのミシュランシェフ、ジャン-マルク・ソルダーチさんが香港人のマスターシェフと協力して作り上げた特製ソースで調理したもの。ご飯は北海道産ですが、健康志向なお客様が増えたということで、実は3割ぐらいコンニャク粒を混ぜてカロリーを減らしています。
アワビの出汁がしっかり効いていて美味しくて、ご飯をお替わりしたくなるのが難点です!
香港では、トリュフの人気がとても高くて、REIGNではイタリア直輸入の黒トリュフをたっぷりかけたパスタも人気。シャンパンが合う食材が多い中、最近では最高級カーブランドのBentleyが創業100周年記念に、こちらは創業700年のChampagnes Comtes de Dampierreとのコラボで作った限定シャンパンを扱っているそう。
デザートは、トリュフとの相性がばっちりなティラミスと、季節のフルーツを載せたパンナコッタ。
貴重な食材を生かした料理を楽しみました。実はこのREIGN、来年日本にも進出するそうで、日本橋高島屋に出店予定なのだそうです!
アワビという、香港では最も伝統的な高級食材を扱っていながら、NFTなどの最先端の技術やトレンドにどんどん取り組んでいます。日本とのつながりが徐々に強まっているそうで、最近話題のWEB3.0上での日本の新事業MIZU DAOともコラボをしていて、メタバース上にもショップをオープンする計画なのだとか。
これは先日、ローズウッド香港のバー「Darkside」で開催された、MIZU DAOの発表会にお誘いいただいて顔を出したとき。
世の中の変化が早くてついて行けないと思いがちな中、新しいコンセプトへのアップデートの機会をいただけるのはありがたいですね。まだまだ観光客の往来は難しかった中、香港と日本の最先端技術に関わる方たちが集まっていました。
ちゃっかりサインまでしてまいりました! さて、私のようなWEB1.0以前からやっている、昔ながらのライターは、メタバースで何か面白いことはできるのでしょうか。なるべく頭を柔らかくして、変化を見ていきたいです!
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