香港で目ヂカラ炸裂!Vhilsの個展が素敵でした♪
3月から続いていた香港のアート月間もついに終わりが近づいてきました。
明日までなので、絶対行かないとと思っていた、ポルトガル人のストリートアーティスト、Vhilsの個展に今日行ってきました。プラダの展覧会など、さまざまな仮設会場に使われる、ビクトリア湾沿いのフェリー乗り場の上で開催されていますた。
本当は暗くなってから見たかった~。このネオンサインの展示。今日はガスっていますが景色も抜群です。
中央でこちらをまっすぐ見つめる目。看板のサインはしっかり香港を取り入れたものになっています。
今回、香港をきっちりテーマにしつつ、さまざまな形態の作品が揃っていて嬉しい驚きでした。
私がこのVhilsを知ったきっかけは、実はレストランの取材だったのです。
最初は2年前、Urban Bakery Worksというクロワッサン屋さんに行った時。ちゃんとした写真がないのですが、これがその作品。
そしてもう一カ所は大好きなレストラン、BIBO。こちらは今回の展覧会のスポンサーにもなっていて、Vhilsをテーマにした特別ディナーまでやっていました。忙しくて行けなくって残念でした!
これがBIBOの壁にあるVhilsの作品。
たまたまこの2つがコンクリートを削り落としたものだったので、てっきりこういうのばっかりなんだと思っていたら。
発泡スチロールのような素材だったり。
これはプラスチックのような素材。
これは香港の古い木の扉に直接彫ってありました!
こちらは金属の表面にエッチングしたのでしょうか。
一番ストリートアートらしいし、香港らしいかもしれないのがこれ。
街のシャッターや壁に貼ってある広告の上から掘りぬいているんです。
一部をアップにすると。ほら!こんななんです。
こちらは香港の風景をスローモーションで廊下の両側で流しているので、まるでトンネルです。
TV風のコラージュもあったりして、何だかすごい。
こんな版画のような荒削りな作品も。全部香港の風景! どれだけの期間香港で準備をしたのでしょうか。とても見事に香港が切り取られています。
鏡を使った大胆な展示も。ちゃんと顔になってるんですよ。上に映っているのは私ですw
そして近くの階段をのぼっていったら・・・・・・上の階からも見られるようになっていて、見ている自分が鏡に映るのがまた不思議な感じで。
本当に、色々な素材や技法を使っているけれども、テーマは香港。そして目ヂカラ。
とてもまとまりがあって、ゆったりした会場だし、人も少ないし、ゆっくり見られて、しかも無料で!! 贅沢な展示でした。
もう一息暗くなるまでいたかった~。
展示は明日まで。とても満喫しました。今日行くことができて良かった!!
今後も注目したいお気に入りアーティストが出来ました♪ 世界中で活躍しているそうなので、どこかで彼の作品を目にする機会があるかもしれませんね。
これは世界各地にある彼の作品。屋外のインスタレーションが多いんですね。
人間、やっぱり目ヂカラは大事!!射貫くような強くてきっぱりとした瞳に吸い込まれっぱなしでした。
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