ワインと一緒に楽しむ、気軽な本格派フレンチビストロ。

中央線から東急沿線に移り住み、1年と少しが経ちました。編集TIです。
このエリアを選んだのは、通勤アクセスを重視してのことでしたが、
大好きなフレンチビストロ「ブラッセリー ムー」の存在も大きかった！

多摩川駅から中原街道沿いを歩くこと数分、フランス国旗が目印です。12席のこじんまりとしたお店をシェフとマダムの夫妻が切り盛り。

「ブラッセリー ムー」との出合いは、さかのぼること10年前。
シェフ＆マダム夫妻と親しい友人が、オープン後間もないお店に連れてきてくれたことがきっかけでした。
フレンチの名店を経て独立したシェフの料理は、さりげなくも繊細な工夫が凝らされていて、その味わいに感激！
以来何度も、家族や気のおけない相手を誘って訪れたり、
引越してご近所になった最近は、ひとりでふらっと立ち寄ることもあります。

誰かと一緒に行ったときに必ず頼むコースは「ムー スペシャル」（1名￥3,150、2名からオーダー可）。
シェフおまかせのオードブル盛り合わせ＋魚料理＋肉料理のコースで、何が出てくるかな？と毎回楽しみなんです。

ある日の「ムー スペシャル」を紹介します。

オードブルはこんなふうに人数分がワンプレートで登場するので、テーブルの上がにぎやか！　季節の野菜、肉、魚介を使った温冷の料理が彩りよく盛り付けられ、どこから手を付けようかといつも迷います。自家製パンも一緒に提供。

「料理をワインと一緒に楽しんでほしい」という思いから、バターや生クリームはなるべく使わないようにしているというシェフ。
その日のメニューに合うワインはマダムが丁寧に教えてくれるので、ぜひ相談してみてください。

オードブルだけでも大満足ですが、ここからがメイン。
魚料理、肉料理は日替わりの数種類から、テーブルごとに1種類ずつ選びます。

この日選んだ魚料理は、「オマールエビと鮑・鮮魚のポアレ トリュフソース」。
ふくふくとした真鯛が、香り高いソースと絡んで美味！

そしてお肉は「仔羊のペルシャード」。滋味あふれるおいしさです。
付け合わせのじゃがいもガレットが、これまたクセになる！

デザートは別腹！という人は、プラスでスイーツも見逃せません。

お店はいつ行っても和やかな雰囲気。
ご近所の常連さんにも愛されていて、お客さん同士で会話が生まれることも多々。いつも笑顔で出迎えてくれるシェフ＆マダムの人柄によるのでしょう。

そうそう、店名の「ムー」とは、
フランス人がおいしいものを食べた時に思わず漏らす"mmm"の声からきているのだそう。

居心地のよいお店で、ぜひみなさんも"mmm"な体験を！