近所のいい店、教えます。

和菓子好きのみなさまへ ~麻布十番のちび大福~

こんにちは、あんことおもちには目がない和菓子党の編集MSです。
麻布十番に住み始めて3年ほどになります。

私がこの街を愛する理由はずばり商店街。
お店の入れ替わりが激しかったり、寂れていくところも多いなか、ここは下町情緒がほんのり残る、いまだ元気な商店街です。

昔からなじみのある店が多く残っているところも魅力。
高校生の頃から通っているおむすび屋さんは三代目の若に変わり、通りかかると必ず買ってしまう今川焼き屋のおばあちゃんもいまなお健在。
何十年もすっぽん料理ひと筋のさくら田の女将は、相変わらず365日着物姿でお肌ツルツルのままです(すっぽん効果って本当にあるのだな、と女将を見ていると思います)。

そして創業80年のスーパーナニワヤ。
いまどき現金しか使えない古風なスーパーですが、なんと言ってもここのローストビーフは日本一です(フィガロの女子が選んだ、女子が喜ぶお家グルメ特集でも紹介したことがあります)。
作った人の名前が書かれた手作り惣菜や、肉汁たっぷりのジャンボビーフハンバーグも本当においしい。
まるでお母さんの台所のようなスーパーです。

十番愛があふれすぎて前置きが長くなりましたが、そんな大好きなお店の中でも、今日はおすすめの大福をご紹介します。

190207-image1.jpg黒豆塩大福¥260。お店の看板にもなっている白ネコのショップカードと。

こちらが編集MSの愛する「しろいくろ」の黒豆塩大福。

このお店、可愛くておいしいのに意外と知らない人も多いのです。
商店街でも1本裏手の、細い道にひっそりと佇んでいるからかもしれません。
麻布十番駅4番出口から徒歩3分と近いです。

190207-IMG_3452.jpg古民家の風情が可愛い、2階建ての一軒家。お店は1階のみ。

しろいくろの大福は、その名の通り大豆ではなく丹波の黒豆を使っているところがポイント。

黒豆の甘露煮なら冗談抜きでどんぶり一杯はいける私にとって、これ以上の大福はありません。

190207-IMG_3443.jpg手にちょこんと乗るくらいのミニサイズ。

直径5センチほどの小ぶりな感じも可愛いです。
食いしん坊の編集MSならひと口ですが、普通の女性なら三口サイズと言ったところでしょうか。

おもちは毎朝つきたて!
柔らかな求肥の大福より、もち米100%の大福が好みの編集MSにはこれもまたうれしいところ(ちなみに求肥だったら生八ツ橋を食べたい派です)。
中には塩が利いた甘さ控えめのつぶ餡がみっちり入っています。

小さな店内にはイートインスペースも。

190207-IMG_3440.jpg茶室に入った時のような、静かな時間が流れています。

そして洋菓子好きにはこちら。

190207-IMG_3444.jpg黒豆ガトーショコラ各¥260

チョコレートはどちらかというと苦手ですが、ここのガトーショコラは黒豆が入っているので大好きです。
甘さ控えめなのがとにかくうれしい。

190207-IMG_3445.jpg塩黒豆ロールケーキ「しろ」「くろ」各1本 ¥1,620

白いほうはレモン風味の生地にほんのり塩が利いた黒豆クリーム、黒いほうはココアと竹炭入りの生地にまろやかなチーズクリーム。

さらには黒豆茶とアイスも販売しています。
‥‥なのでここ、和菓子屋ではなく黒豆屋さん? なにげに新ジャンルです。
私のような黒豆女子にはたまりませんね。

190207-IMG_3446.jpgおしゃれなカウンターでは、黒豆茶と塩黒豆アイスも販売。

朝10時からなので、撮影が午後の時はよくお世話になっています。
おもたせにもおすすめ。
※手作りでどれも数が限られているので、購入数が多い場合や午後に行く際は電話で事前に予約したほうが安心です。商品はオンラインでも買えます!

みなさまも可愛いちび大福が食べたくなったら、麻布十番にぜひお立ち寄りください。

以上、十番広報の編集MSでした。

しろいくろ/Shiroi Kuro
東京都港区麻布十番2-8-1
tei:03-3454-7225
営)10時00分~18時00分
不定休(月、火休みが多い印象です)
https://shiroikuro.stores.jp/

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