Butterdrop Diary 『ロンドン郊外のカントリーライフ』

築150年の教会でのコンサート

1877年にゴシック・リヴァイヴァル様式で建設された礼拝堂であり、現在はコンサートホールとしても活用されているユニオンチャペル。

その建築美、ステージ上のステンドグラスと音響の良さで知られるこの会場はロンドンのコンサートホールの中でも特にお気に入りで、いつも誰が演奏するのかチェックしている場所。

先週、ちょうど現在ピアノで練習中の「Opus 17」を作曲したダスティン・オハロランのコンサートが開催されると知って、高鳴る思いで出かけてきた。

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Chapel interior (002).jpg

オフィシャルサイトより

ステージに上がって開口一番『I love playing here!』とダスティン。

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この幻想的な空間に、ダスティンが紡ぎ出す繊細&メランコリーな音楽が響き渡る時間はまさに満悦のひととき。彼の音楽と建物の神聖さが見事に融合して、あっという間の2時間。終電逃しそうになった。

そして、10月にはThe Magnetic Fieldsのコンサートがあると知り、速攻でチケットを購入。これで、秋の楽しみが一つ増えました。

 

ギャンブル五月

ニューヨーク州立大学卒業後、ウェストヴィレッジのマグノリア・ベーカリー本店にて6年間腕を磨く。ロックバンドのメンバーとして2度の全米ツアー後、渡英。現在は、田園風景が広がるロンドン郊外はケント地方、『Garden of England(イギリスの庭)』に暮らす。著書に『ニューヨーク仕込みのカップケーキデコレーション』『イギリスから届いたカップケーキデコレーション』(SHC)。日本カップケーキアカデミー代表。
Instagram:@satskigamble

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