
イギリスのお庭:Pashley Manor Gardens パシュリーマナーガーデンズ
キリストの復活を祝うイースターが来ると、待ってましたとばかりに冬の眠りから覚めた花々がイギリス中に咲き始める。
クリスティーズのGarden of the yearを受賞した功績を持つパシュリーマナー・ガーデンで、チューリップ祭りが開催されていると聞いて足を運んできた。
春にはチューリップ、夏にはバラ、そして秋口にはダリアと、季節ごとに異なる花の祭りが開催されているこのお庭。イベントごとに全ての花壇が美しく植え替えられて、且つカラースキームやコントラストも緻密に計算されていて、毎回ガーデナーの方々の情熱と労力に頭が下がるばかり。
こちらの邸宅、表側と裏側で建築様式が全く異なるので気になってちょっと調べてみると、1550年チューダー時代に建設された後、1720年に増築されたらしい。
チューダー様式の重厚感とジョージアン様式の洗練された優雅さを同時に堪能できるのも、この邸宅ならではの魅力。
いつ来ても夢のように優美な景観で、唯一現実的なのは上に広がる曇り空だけでした。
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