3回楽しめるホリデーシーズンのケーキ
華やかな紅白のコントラストが美しいレッドベルベットケーキは、クリスマスからお正月まで続く冬のホリデーシーズンにぴったりのデザート。今回は、焼いてから3回に分けて無駄なく食べる、私なりの楽しみ方をご紹介。
まず3レイヤーのケーキを焼き上げて、2枚はクリスマス用のケーキとして他所行き顔にデコレーション。
移動中に上のフリフリがっつり取れてローカロリーに
クリスマスの間に寝かしておいた残りの1枚は、二番煎じで絞り出しではなくアイシングナイフで適当にデコレーションします。
ちなみに私が愛用しているのは、アメリカ製のアイシングナイフを長年使い込んできた後に出会ってから、その卓越した使い心地と品質の高さに心を奪われた境孝行 のパレットナイフ。
会社にファンレターを送ったところ、思いがけず名前を刻印した特別なナイフを贈ってくださいました。ありがとうございます。
一生ついて行きます!
そのマイ・ナイフで花弁を施して、お正月用のケーキへと姿を変えた最後の1レイヤー。
さらに、ケーキの膨らみを整える際に出る切り落とし部分も見逃しません。バタークリームをたっぷりと挟んで
『レッドベルベットどら焼き』
に仕上げてから、一口サイズにカット。
この『ひとくちケーキ(Bite Size Cake)』、マグノリアベーカリーに勤めてた時に、日々大量に廃棄されるケーキの切り落とし部分を目にしてなんとか活用できないかと考えたのがきっかけ。
カウンターに並べて試食用に提供したところ、好評を得て沢山のお客様からチップをいただいたのも良い思い出。
無駄にしない繋がりで、毎年恒例となっているわが家のシークレットサンタ方式のクリスマスプレゼント(※去年の記事参照)。
今年からは、贈り物もできるだけヴィンテージ品や手作り品などサスティナブルな物で、と言う新たな条件が加わってハードルが高くなったのだけど、義弟からめちゃくちゃ素敵なアンティークのフレンチポットをいただいた。
『モノ減らして!』と日々説教してくる夫が横でため息ついてたのも見逃さなかった
早速、裏庭の読書小屋・私のプチトリアノンに飾ったのは言うまでもありません。
"Buy less. Choose well. Make it last. "『買うことを控えて、上手に選んで、長く使いなさい。』
ヴィヴィアン・ウェストウッド
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