
飛んでいってしまいそうな名前のふわふわ猫。
こんにちは。
フランス在住1ヶ月の猫好き、中川史恩です。
直射日光が苦手、夏より冬が好き、そんな私が恐れ多くも光溢れる南フランスに住むことになり、さらにはフランス大ベテランの方々に並び、ブログを書くことになりました。
恐縮しすぎて猫背になりそうですが、(自称)南仏担当、猫担当として、鮮やかな色を放つ南仏の景色とともに、自由気ままな猫たちの姿をお届けできれば! と思っています。
早速ですが、私が暮らすエクス・アン・プロヴァンスについて少しご紹介を。場所は、マルセイユ空港からバスで北に約30分。周辺の小さな村々へのアクセスの良さから、プロヴァンス観光の拠点になることも多く、街を知る人たちからは「エクス」と呼ばれ親しまれています。
特徴は、何と言っても噴水の多さ。エクス旧市街では、100m歩けば1つ噴水にぶつかるんじゃないか、と思うくらいどこにでもあるので、手を洗うのに非常に便利。同時に、古くから温泉にも恵まれ、ピカソが湯治に訪れたというスパもあります。
そして忘れてはならないのが、ポール・セザンヌの存在。彼が生まれ育ち、一度はパリに出るもののすぐに戻ってきた故郷が、ここエクス。噴水の数くらいセザンヌにまつわる場所も多いので、それについてはまた機会があれば。
さて、私がフランスに住み始めてから、最初に接触があった猫がこの方、ゴージャスな毛並みが自慢の女の子、プリュムさん。エクスから車で30分、Jouquesという静かで小さな街に暮らしています。
フランス語で「羽根」を意味するプリュム(Plume)。今も十分ふかふかですが、子猫のときは本物の羽根みたいにふわっふわだったとか。
チェリーの木もある広ーいお庭の片隅で、草むらをベッドにすやすやと眠る姿は、何とも幸せそうでした。(いつかお風呂に入ったぺたんこ姿を見てみたい。)
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