南仏プロヴァンスで猫さがし。

モロッコの古都、迷路に暮らす猫たち。

私いま、猫の国に来ています。

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ギリシャでも、トルコでもなく……そうここは、モロッコ!

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私にとって、初めてのアフリカ大陸、初めてのイスラム教国、猫と美味しい食べ物と、ちょっと(いやかなり)しつこい人たちであふれていて、簡単には消化しきれないほどの興奮のなかにいるのですが、書きながら少しずつ、飲み込んでいこうと思っています。

いまこれを書いているのは、モロッコ2つ目の目的地、サハラ砂漠から、3つ目の目的地、マラケシュに向かう途中のバスのなか。フランスからモロッコまでは飛行機でたった2時間半ですが、サハラ砂漠からマラケシュまではバスで12時間。長い。長いです。

ちなみにバスからの景色は、ほとんど荒野。茶色い荒野、緑っぽい荒野、岩が大きめの荒野、ときどき、赤茶色の街、というレパートリー。

さて、サハラ砂漠の前、私がモロッコで最初に訪れた街は、世界遺産にも登録されている街、フェズ。メディナ(旧市街)は世界一の迷宮都市と言われるほど、絶対迷える細い路地だらけ。

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路地×猫。その響きを聞くだけで、胸が高鳴りますよね。ここで出合い、写真を撮らせてもらった猫は数知れず! 厳選して何匹かお届けします。

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フェズ旧市街のなかでも、飲食店の集中するゾーン、特に肉屋の周辺は、地面から店員に向けて熱視線を送る猫の姿を、最低3匹は見かけられるはずです。

(モロッコ旅行記、続く。)

ところで、今年の更新はこれでおしまいです。
このブログを始めた頃は、プロヴァンスでそんなに猫が見つかるのか、書き続けられるのかと、自他共に疑ってやまなかったものですが、なんとか2018年に突入できそうです。(モロッコの猫のおかげもあって。)

お読みいただいたみなさま、ありがとうございました。素敵な新年をお迎えください。

中川史恩

都内在住、猫好きエディター。フランス生まれの保護猫ミャウと暮らす。好きな食べものは帆立の貝柱とチップス全般。苦手なものは直射日光。将来の夢は鶏と暮らすこと。@chez_miaou

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