デコラトリスによる洗練探しの旅

ハイアットセントリック銀座「いちごのグルテンフリーアフタヌーンティー」

この冬もアフタヌーンティ巡りをしていますが、いつもとは少し目線を変えて、グルテンフリーメニューのアフタヌーンティに伺いました。

実は、グルテンフリーはあまり美味しいと思ったことがないのですが、この季節は特にカロリー過多で体にも負担がかかるので、少しでも軽減させたくて、美肌効果も期待しつつ、並木通りのハイアットセントリック銀座東京「NAMIKI667」へ。

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まずは、ウエルカムカクテルのBerrysh(ベリッシュ)

いちごにフランボワーズリキュールを合わせているので、酸味がしっかりとしてアペリティフによい感じ。

左に見えるいちごのパルフェと合わせます。王道の味ですが、ラズベリーソースやジュレが爽やかなアクセント。

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こちらが、ラブリーないちご尽くしのプレート。

小麦の代わりに米粉や大豆ミートを使ったティーフーズはやや大ぶりサイズで、ムース、タルト 、シュークリーム 、パフェなどが味と食感のヴァリエーションが楽しめます。

特に気に入ったのは、真ん中にあるピンクのチュールレースをまとったかのようなダックワーズ。

フィリングはベリーのコンフィチュールと、程よい加減のローズ風味のバタークリームで、米粉とアーモンドを使用したダックワーズ生地でサンドしています。

エレガントなビジュアルとは裏腹のボリューミーさで、余韻も長く絶品!

「本当にグルテンフリー?」と思うほどで、帰り際、シェフにお話を伺うと生地の焼き加減と配合を工夫し、最高級の素材を吟味することで、この味が実現できたのだとか。

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思いのほか美味で止まらなかったのは、米粉のチュロス。

フライだしお腹にたまりそうと普段は敬遠するのですが、一口味見してみたら上品なお味で食感も楽しい。

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フロマージュブランムースのセイボリーには、ハモンイベリコやモルタデッラなどのシュルキュトリーを合わせた米粉パンのオープンサンド。しっかりとしたこげ感が好み!

ところで、こちらのアフタヌーンティは、なんと3時間まで滞在OK。

ここ並木通りの一等地ですよ!なんというコスパの良さ!!

ヌン活ブームに乗り、強気のお値段を設定するところが多い中、ランチやディナーなども同様、このクオリティでプライスも驚くほど良心的。

フリーフローのお茶を様々にオーダーし、話し込んでいるうちにあっという間にトワイライトな時間。

一年で最も華やぐ銀座の喧騒を楽しみながら、帰路を急ぐのでした。

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そうそう、むくみ体質の私は、アフタヌーンティを頂いた夜は若干体が重く感じるのですが、今回はそのストレスが全くなく、胃も軽いのです。

敬遠していたグルテンフリーに、少しですが開眼!

尚、こちらのメニューは年明け2月末まで。少し目線を変えて、美肌ヌン活によろしければ是非。

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★詳細は下記を

ハイアットセントリック銀座東京公式サイト

多賀谷洋子

食空間デコレーター。雑誌編集、外資系客室乗務員を経て、テーブルコーディネーターに。ブライダルやパーティ、商業施設から個人宅まで幅広くインテリアデコレーション手がける。雑誌やレシピ本のスタイリングでも活躍。パリスタイル主宰、フランスチーズ鑑評騎士の会 チーズシュヴァリエの顔も持つ。著書「美しくなるチーズレシピ:“チーズは太らない!”ダイエットも、アンチエイジングもチーズにおまかせ!」が話題。

http://paristyle.jp/

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