
「京都悠洛ホテル二条城別邸 Mギャラリー」へ
新しい年をいかがお迎えでいらっしゃいますか。
ご挨拶がすっかり遅くなってしまいました。デコラトリスの多賀谷洋子です。
昨年から続いていた仕事案件に追われ、怒涛の日々でした。ブログ更新を怠ってしまい、大変失礼いたしました。
懲りずに、今年もご愛読くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます!
さて、少しですが、お正月休みの振り返りです。
コロナ以降、年末年始を京都で過ごすことが恒例となりました。
今回の京都でも、気になっていたホテルに宿泊し、繊細で斬新な美意識に触れることができ、リフレッシュしてきました。
今回は、「京都悠洛ホテル二条城別邸 Mギャラリー」というフランスのアコー系列のホテルへ。
この距離感で二条城のビューを楽しみながら、ぼんやりと過ごせる贅沢をひたすら満喫です。
Mギャラリーは、それほど日本では知られていないのですが、小規模で、エレガントモダンなインテリアのテイストが好きなので、海外の訪れる街にあれば必ず利用しています。
ちょうど一昨年、日本に初上陸し、京都に二軒開業。ようやく、今回の年末年始にゆっくりと訪れることができました。
こちらの設計は橋本夕起夫デザイン事務所で、インテリアのテイストは仏系でホテルだからなのか、和モダンというより「ジャポニズム」な雰囲気。
コンテンポラリーな和空間ではあるものの、色使いなどがどことなく外国人の視点やフィルターを通したような、エキゾチックなエレガンスを感じるのです。
二条城といえば、大政奉還。この場所で、約700年続いた武家政治が終わり、近代の幕開けが始まりました。
そのため、ホテルは武家社会と現代の邂逅がテーマとのことで、漆、石や木など天然素材がふんだんに使われていて、とても居心地のよい空間です。
カラーリングが、個性的で上品。
例えば、冷蔵庫やTVなどは、朱赤の漆
バスルームは、ドラマティックなモザイクタイルが施されていたりと。
上級者のデコです!
京都と仏のマリアージュを体感でき、新しい年に相応しい刺激を頂いてまいりました。
まだまだお書きたりないこと、お見せしたい画像などがたくさんあります。
MOF熟成氏「エルベ・モンス」のフロマージュなど上質素材が贅沢に使われていたプティデジュネなど、お食事も別途振り返りたいと思います!
さて話は変わり、新年のパリスタイルのお仕事レポートも。
光栄なことに、リモージュを牽引する「ベルナルド・ジャパン」さんとの公式コラボを、青山のショールームにて開催いたしました!
フランスのart de la tableをパノラマティックに体感して頂ける時空間でした。
こちらについても、又次回に!
コロナで不穏な日が続きますが、どうぞ気持ちは前向きにお過ごしくださいますように。
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