ロワール発「arche」のシューズと共に、京都へ
今年も、二月の連休に京都上賀茂神社に初詣へ。
初詣の拘りは「出来るだけ新しいものを身に着ける」ということ。
新しい年を迎え、神聖な場所に足を踏み入れるのですから、神様へ私なりに敬意を払います。
旅だからとはいえ、歩きやすさ重視で履き慣れた(履き古した?)靴での神様詣というのでは、あまりにも申し訳ない気がするのです。
毎年、厳粛な雰囲気の中、神殿祈祷もしていただくため、下ろしたてのものを身に着けることで、折り目正い気持ちになり、ひと月以上遅れてはいるものの、日本のよき風習をありがたく実感します。
さて、洋服は、台湾旅行中、SHIATZY CHENで気に入ったものに出会えたのですが、靴は未購入。
しかし、もうお目当ての靴ブランドは決まっているので、日本橋高島屋に直行。
こちら、ロワール地方のアルチザンな靴ブランド「arche」
大袈裟ですが、
昨年、運命的、そして衝撃的な出会いをしてから、手放せなくなっているほど愛用しているブランドです。
何が衝撃的かというと、その履き心地。
新品でも、まるで履きなれた靴のようにぴったりと足にフィットして、そのしなやかで滑らかな心地よさが、なんともいえないのです。
上質なイタリアンレザーのグローブを誂えたかのように、身に着けた途端すーっと馴染む。 このエレガントな感触、すっかり虜となりました。
ソールに天然ゴムを使用しているからか、歩きやすく全くの疲れ知らず。現場での設営作業等仕事にも重宝。
だからといって、
コンフォートな機能性のみを追求しているのではなく、カラーリングやデザイン性もシックで辛口なものが多く、私の中では、カジュアルとエレガントを両立させている大人のシューズというイメージ。
ハラコ素材に目がない私は、オンラインサイトであらかじめチェックしていたこちらに直行。
水鳥をイメージしたデザインも。
もっと足長であったなら、是非履きこなしたい!
履くだけでパリジェンヌになれそうな、石畳が似合う厚底ブーツ。
極寒の京都は、やはりこんなブーツ?
こちらも、すぐに旅に連れていきなるほどのフィット感です。
今回は久しぶりの京都。
料亭さんのお座敷で夕食の予約も入れているので、着脱しやすいプレーンなもののほうが、振る舞いがスマートだと思いなおし、パンプスを選ぶことに。
海外旅行であれば、TPOに合わせて何足か持っていきますが、たった二泊の国内旅行なので、可能な限りコンパクトな荷物で身軽にしたい。靴もオールマイティなものを一足だけにします。
今回のファッションは、黒メインのコーディネートなので、結果、こちらパープルのスエードに決定。
女性の幸せを運んでくるとされている靴に対する思いは格別。
それだけに、靴にまつわる名言も数知れず。
例えば、
ココ・シャネル「良い靴を履いている女性は醜くならない」
クリスチャン・ディオール「エレガントな女性というものは、その足元から生まれるもの」
私も、靴はラッキーアイテムの一つだと思っているので、 何かの節目には必ず靴を新調しています。
今回、そんなことも功を奏したのか、おみくじは大吉!
偶然かもしれませんが、何よりも前向きになれるのが嬉しい!
今年は、ロワールに行くことが新年早々決定したので、これも惹きつけなのでしょうか。。。(笑)
もうそろそろ春物が店頭に並ぶ頃でしょうか。
人の何倍もポジティブな私は、現地でもっとたくさんのarcheに出会えるに違いないと、初夏の渡仏にも期待しているこの頃。
皆様の元にも幸せが訪れますように。
☆arche公式サイト https://jp.arche.com/
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