デコラトリスによる洗練探しの旅

ロワール発「arche」のシューズと共に、京都へ

今年も、二月の連休に京都上賀茂神社に初詣へ。

428616563_7312867982106438_3617681687760964466_n.jpg初詣の拘りは「出来るだけ新しいものを身に着ける」ということ。

新しい年を迎え、神聖な場所に足を踏み入れるのですから、神様へ私なりに敬意を払います。

旅だからとはいえ、歩きやすさ重視で履き慣れた(履き古した?)靴での神様詣というのでは、あまりにも申し訳ない気がするのです。

毎年、厳粛な雰囲気の中、神殿祈祷もしていただくため、下ろしたてのものを身に着けることで、折り目正い気持ちになり、ひと月以上遅れてはいるものの、日本のよき風習をありがたく実感します。

さて、洋服は、台湾旅行中、SHIATZY CHENで気に入ったものに出会えたのですが、靴は未購入。

しかし、もうお目当ての靴ブランドは決まっているので、日本橋高島屋に直行。

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こちら、ロワール地方のアルチザンな靴ブランド「arche」

大袈裟ですが、

昨年、運命的、そして衝撃的な出会いをしてから、手放せなくなっているほど愛用しているブランドです。

何が衝撃的かというと、その履き心地。

新品でも、まるで履きなれた靴のようにぴったりと足にフィットして、そのしなやかで滑らかな心地よさが、なんともいえないのです。

上質なイタリアンレザーのグローブを誂えたかのように、身に着けた途端すーっと馴染む。 このエレガントな感触、すっかり虜となりました。

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ソールに天然ゴムを使用しているからか、歩きやすく全くの疲れ知らず。現場での設営作業等仕事にも重宝。

だからといって、

コンフォートな機能性のみを追求しているのではなく、カラーリングやデザイン性もシックで辛口なものが多く、私の中では、カジュアルとエレガントを両立させている大人のシューズというイメージ。

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ハラコ素材に目がない私は、オンラインサイトであらかじめチェックしていたこちらに直行。

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水鳥をイメージしたデザインも。

もっと足長であったなら、是非履きこなしたい!

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履くだけでパリジェンヌになれそうな、石畳が似合う厚底ブーツ。

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極寒の京都は、やはりこんなブーツ?

こちらも、すぐに旅に連れていきなるほどのフィット感です。

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今回は久しぶりの京都。

料亭さんのお座敷で夕食の予約も入れているので、着脱しやすいプレーンなもののほうが、振る舞いがスマートだと思いなおし、パンプスを選ぶことに。

海外旅行であれば、TPOに合わせて何足か持っていきますが、たった二泊の国内旅行なので、可能な限りコンパクトな荷物で身軽にしたい。靴もオールマイティなものを一足だけにします。

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今回のファッションは、黒メインのコーディネートなので、結果、こちらパープルのスエードに決定。

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女性の幸せを運んでくるとされている靴に対する思いは格別。

それだけに、靴にまつわる名言も数知れず。

例えば、

ココ・シャネル「良い靴を履いている女性は醜くならない」

クリスチャン・ディオール「エレガントな女性というものは、その足元から生まれるもの」

私も、靴はラッキーアイテムの一つだと思っているので、 何かの節目には必ず靴を新調しています。

今回、そんなことも功を奏したのか、おみくじは大吉!

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偶然かもしれませんが、何よりも前向きになれるのが嬉しい!

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今年は、ロワールに行くことが新年早々決定したので、これも惹きつけなのでしょうか。。。(笑) 

もうそろそろ春物が店頭に並ぶ頃でしょうか。

人の何倍もポジティブな私は、現地でもっとたくさんのarcheに出会えるに違いないと、初夏の渡仏にも期待しているこの頃。

皆様の元にも幸せが訪れますように。

☆arche公式サイト https://jp.arche.com/

多賀谷洋子

食空間デコレーター。雑誌編集、外資系客室乗務員を経て、テーブルコーディネーターに。ブライダルやパーティ、商業施設から個人宅まで幅広くインテリアデコレーション手がける。雑誌やレシピ本のスタイリングでも活躍。パリスタイル主宰、フランスチーズ鑑評騎士の会 チーズシュヴァリエの顔も持つ。著書「美しくなるチーズレシピ:“チーズは太らない!”ダイエットも、アンチエイジングもチーズにおまかせ!」が話題。

http://paristyle.jp/

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