パリでのアムールなおもてなし「Fauchon l'Hotel Paris 」
明日から三連休ですね。
毎年二月祝日の恒事になっているのは、京都上賀茂神社への初詣。
年末年始は海外で過ごすため、極寒で人出が少なくなるこの時期に敢えて参拝しています。
さて、今回の京都ではフォションホテルに泊まるため、以前泊まったパリの「Fauchon l'Hotel Paris 」での画像を改めて見直しています。
こちらのホテルですが、フランスのクライアント企業が開業プロジェクトに参画し、親しいパリの友人が担当していたので、オープン直後に、彼女たちと視察も兼ねて泊まりに行きました。
モードとガストロノミーを融合させた空間も、ブティックホテルならではのパーソナライズされたホスピタリティも、時流に乗っていて魅力的。とても居心地よくてマイテイストなのです!
帰り際も名残り惜しくて、ちょうどその半年後に予定していた家族とのパリ旅行にも再訪したいと、即予約。
しかし、こちらも年末年始の台湾同様に、コロナで滞在を何度も見送くるはめに。
そしてようやく再訪できたのは、2022年夏。
トゥールーズ、カルカッソンヌを巡る旅の最後に立ち寄りました。
なんとも時差あり投稿で恐縮ですが、お付き合いくださいませ!
さて、チェックインは、お馴染みのマカロンを頂きながら。
前回お世話をしてくださった、美貌のマーケティングマネージャーと嬉しい再会に会話がはずみます。
「コロナ渦初の海外ヴァカンスに、フョションを選んでくださってありがとう。
今回は、ご主人と一緒の時間を存分に楽しんでくださいね!」
この言葉、単に儀礼的な挨拶ではなく、フランスらしいサプライズのプロローグだったのだと、後から知ることになります。
マドレーヌの景色を臨むスイートの中は、インテリアから小物に至るまで、エッジの効いた、そしてこの上なくエレガントなフォションピンクの世界。
こんなにピンクを多用していても全く甘くなく、むしろシックなのは流石のフョションマジック。
食器はレストラン共にJ.L coquet
拙宅でも愛用しているエミスフィールです。マットな質感と優美な佇まいが気に入り購入したので、フョションと一方的ですがシンパシーを感じることが出来て嬉しい。
そして、ガストロノミックなお楽しみ「グルメバー」
サブレ、ショコラの他、パテやプティフールサレなどワインにも合いそうなものも。
滞在中、シャンパーニュ以外は全てリプレイスしてくれます。
ディナー前のアペリティフ。
badoitまでもフョションカラーです。
フランス滞在中、バドワを飲まない日はないというほど、このスパークリングウォーターをよく飲みますが、ピンクボトルを見るのは初めて。
ここまで徹底的に統一するブランドスピリッツ、私も仕事で見習わなくては!
さて、ディナーは「the grand cafe fauchon」
エレベーターで降りるだけなので、この時間帯のパリのタクシーラッシュを思うと、移動ストレスがないというのは、なんてラクなのでしょう。
テラス席は満席で、「これぞパリ!」な心地よい喧騒を楽しみます。
8時からスタートし、メインディッシュを頂く10時頃にようやく日が沈んできました。
夏のヨーロッパを実感するひとときです。
部屋に戻りドアを開けると、たくさんのフョションカラーのキャンドルが灯され
ベッドの上には、こんなアムールの国らしいしつらえが。
♡型のローズペタルに囲まれた、ロゼシャンパーニュとケーキ。
そういえば、ディナー前に部屋を出る時、メイドさんがそわそわしたどことなく落ち着かない様子で、私たちの外出を待ちかねていたかのように、ターンダウンに入っていったのを思い出しましたが、この為だったのですね。
フロマージュもデゼールも、最後のカフェのプティフールまでもしっかりと頂き、
「お腹いっぱいだけれど、フョションの味よ!」と深夜にケーキを頬張り、全くアムールな会話とは無縁の私たちでしたが、
チェックインの際の言葉をこの時に理解し、愛に寛容な国のエスプリがギュッと詰まったフョションの滞在を、心ゆくまで堪能するのでした。
時季外れの投稿となってしまいましたが、もうすぐヴァレンタイン。
どうぞ皆様もアムールなひとときをお過ごしくださいね!
Joyeuse Saint Valentin!
☆ホテル公式サイト Fauchon l'Hotel Paris
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