ラデュレ日比谷店 新作アフタヌーンティ「ODYSSEE(オデッセイ)」
この夏は、二回フランスに行きます。
8月は、恒例の家族と完全プライベート旅ですが、6月下旬は仕事も兼ねているため、準備に追われています。
さて、パリCDGでラストミニッツショッピングの楽しみの一つは、ラデュレのショコラを買うこと。
マカロンの存在があまりにも大きいため、ショコラにスポットが当たることが少ないのですが、実は、ラデュレのショコラは、マイベスト3にランクインするほど溺愛しています。
パリでしか購入できない隠れた銘品も多数あり、それらを空港でプティ爆買いし持ち帰るのは、最後のパリ時間の小さな幸せで、今回の旅にもわくわくしています。
さて、既にご存じの方も多いかと思いますが、ラデュレの新サロン・ド・テが、日比谷シャンテ1階にオープンしました。
時差あり投稿で恐縮ですが、プレヴューの際に頂いた、
新作アフタヌーンティ「ODYSSEE(オデッセイ)」や、限定パティスリーをご紹介したいと思います。
優美な「ラデュレグリーン」のインヴィテーションに心躍らせながら、日比谷へ。
ボタニカルでどことなくノスタルジックな雰囲気の店内。
マットな真鍮色のモールディングが、ラデュレらしく甘美でエレガント。一歩店内に足を踏み入れた途端、メゾンの世界観に心奪われます。
さて、こちらが、レモンやオリーブを使った新作マカロンも加わったアフタヌーンティセット。
ますは、お決まりのシャンパーニュと共にセイボリーから。
まあ、なんでしょう。このレベルの高さ!
グランメゾンのアミューズプレート?と思わせる、まるでジュエリーのように輝くセイボリー5種。
味わいはもちろん期待以上で、ローストオニオンとパプリカムースの「パイと野菜のアンサンブル」や、ベリーの酸味とねっとりとしたフォアグラが心地よい「フォアグラムース フリュイルージュ」など、これだけでも、十分に至福を感じさせるラインナップ。
久しぶりにお会いしたフードジャーナリストの方々と、「サレ専門のシャンパーニュバーを作ってほしい!」と意気投合するほどでした。
新作パティスリー「ペピット・イスパハン」
ローズ、ライチ、フランボワーズ、エキゾチックでロマンティックな香りのマリアージュが絶妙。
ローズ風味は間違えるとケミカルな香りになってしまいがちで、実は苦手なのですが、こちらは全くそれを感じさせないどころか、すっかり虜になるお味。
表面のフランボワーズ風味のシュトロイゼルや、層になったクリームシャンティ、ビスキュイなど様々なテクスチャーと奥深い風味が相まって、もうフォークが止まらない!
「 タルト・オ・ショコラ」
ダークチョコレートに岩塩、クルスティヤン、サブレ等ショコラ好きにはたまらない、洗練された大人の味。
この日の為に来日なさった「メゾン・ラデュレ」シェフ・パティシエ
ジュリアン・アルバレス氏。
「ザ・ペニンシュラ・パリ」「ル・ブリストル」等のシェフ・パティシエを歴任後、2021年から現職の実力派。ピレネー山脈麓の南西地方ご出身。
この辺りは、フランスグルメの宝庫でもあるので、自然にガストロノミーの感性も磨かれたのでしょうね!
詳しい説明を伺いながら、私のラデュレ愛もお伝えすることができ、楽しいひとときでした。
最近、都内のアフタヌーンティはどこも強気のお値段設定ですが、この空間でこの質の高さを考えると、ラデュレはとても良心的なような気がします。
季節ごとに、新たなマカロンやパティスリーも登場するようですので、また話題になりそうですね。
そうそう、パリから帰国する頃、持ち帰った限定のショコラなどもご紹介できればと思っていますので、是非ご期待ください!
☆ラデュレ日比谷店
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