
バカンスの始まりは、ローマ「フェンディ・プライベート・スイート」から
ようやく過ごしやすくなりましたね。
デコラトリスの多賀谷洋子です。
8月は、プライベートと仕事を合わせ、ヨーロッパを2往復し慌ただしい生活でした。
ようやく落ち着き、写真の整理を始めています。
まずは、8月前半のバカンスについて、お書きしたいと思います。
今回のハイライトは、イスキア島。
ナポリから船で1時間弱の小さなテルメリゾートですが、日本からはダイレクトでは行けない為、どのようにアクセスしようか思案。
エアライン勤務の経験上、旅行にトラブルはつきものだということを熟知していて、全てがオンタイムな日本の常識のまま、ヨーロッパ旅でタイトなスケジュールを組むというのはあまりにもリスキー。
調整も兼ね、イスキアに入る前にどこか魅力的なホテルに泊まろうと調べているうちに、行きたいと思いつつ、まだ出かけていない、ローマのfendi private suiteが頭に浮かんできました。
ちょうど、自宅の家具やファブリックを買い替えたいと思っていることもあり、casa fendiに囲まれ、カールラガーフェルドの世界観にどっぷり浸りながら、自宅インテリアを考えるというというのも、なかなか贅沢な夏の過ごし方かもしれません。
ホテルはスペイン広場からコンドッティ通りを直進、フェンディ本店の上にあります。全てスイートのゲストルームは10室にも満たないほど。
繁忙期だというのに若干出遅れてしまい、半年ほど前に予約した際には、わずか1室しか残っていないではありませんか!それでも、久しぶりのローマで、カール様の美意識に触れながら数日間過ごせるのというのは、旅のよいスタートです。
ブティック脇にホテルと併設レストランのエントランスがありますが、美女のスタッフ&屈強な警備の方二名が常駐し入館者をチェック。
且つ、宿泊客とレストラン利用者は同時にエレベーターに乗らないように配慮してくださるため、セキュリティも万全です。
アイコニックなファーのコラージュや、バゲットのディスプレイ。
by Karlのフォトもアクセントになっています。
当たり前ですが、お部屋のファニチャーは全てcasa fendi
デスクの上を見ると、桐箱入りのカール様のデザインブックが。
著作権に抵触してしまいそうで画像をアップできませが、とても凝った作りで、カール様等身大ポスターまで付いています、
3キロは楽に超えそうな重量感ですが、これは欲しい!
が、旅はまだ始まったばかり。この後、イスキアまでの電車と船、そして、パリへのフライトも待っていることを思うと、きっと、文字通り重荷になることは目に見えています。
迷いましたが、買わなかったことを後悔するより、重さを嘆くことの方がまだよいと判断。結局、買ってしまいました。
イタリアンマーブルやドラマティックなファブリックや色使いなど、どこを見渡しても私のテイスト。
ディナーも外に出ないでこの空間ゆっくり過ごしたい。ホテルからもう一歩も出たくないと夜になるにつれ腰が重くなる一方ですが、あいにく併設レストランはモダン日本食のみ。
さすがに行く気にはなれす、そうかと言って凝ったガストロノミーはパリまで持ち越すことにしていたので、ホテルの方に 美味しいtypical roman restaurant を聞き、少し休憩してから出かけることにしました。
これが、思った以上にインパクトある素敵なお店で、ザ・ローマなお味を存分に楽しむことが出来たのです。
続きは次回へ。
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