
ザ・リッツ・カールトン大阪にて「マノロ ブラニク」アフタヌーンティー
こんにちは。デコラトリスの多賀谷洋子です。
大阪出張があり、仕事の合間に気になっていたアフタヌーンティに出かけました。
数年前、銀器やティーをテーマにした本を出版したこともあり、進化系ティータイムには常にアンテナを張っています。
大阪での仕事が決定した時から、どこに行くべきか検討していましたが、いくつかの候補の中から選んだのは、「ザ・リッツ・カールトン大阪」のザ・ロビーラウンジ
「マノロ ブラニク」とコラボレーションしたアフタヌーンティです。
ちょうど、阪急梅田本店さんのデコ仕事の搬入設営は閉店後の20時開始だったため、少し早めに大阪入りし、ホテルに向かいました。
パリスタイルのテーブルレッスンには、関西から通ってくださる方もいらっしゃいますが、最近、プロフェショナルコースを終了した大阪在住の方に、今回のアシスタントをお願いしたため、打ち合わせも兼ねています。
さて、こちらのティーイベントは3月から開催されているようですが、
前半は桜、そして後半は緑茶をテーマにしているようです。
さっそく、水出し緑茶と共にサーブされたのは、フォアグラと緑茶のテリーヌ、抹茶クリームの白しめじタルトレットなどセイヴォリーなプレート。
新緑の季節にふさわしいティータイムのプロローグです。仕事がなければ、間違いなくシャンパーニュをオーダーしたはず! 残念。
続いての三段トレイには、パルフェ、ヴィクトリアケーキ、クッキー、スコーンなど、文字通り緑茶尽くしの目見麗しいスイーツが。
マノロシューズをモチーフにしたクッキーに、やはり心ときめきますね!
ファッション小物をモチーフにしたアフタヌーンティーといえば、アマン東京のブラックアフタヌーンティーが有名ですが、型抜きショコラのアマンに対し、こちらはクッキー。
見にくくて恐縮ですが、奥のロゴ入りマカロンに添わせるように置かれています。
ヨーロッパでは、「女性の幸せは靴が運んでくるもの」と言わていて、靴に対し、日本人とは異なる感覚を持っています。
20代の頃から靴が大好きで、海外に出るとスーツケースの何分の一かは全て靴というほど購入していた私は、オフの時には、こまめに手入れし、シューズクローゼットの中をまるでブティックのように整え、自己満足に浸っていたほどですが、いつしか、忙しさを理由にそれは遥か遠い夢のような日々。。。
そんな日常を反省させてくれたティータイムでもありました。
お茶は、ポットサービスではなく何杯でも新しいものを淹れてくださる為、濃くなりすぎたり、冷めて風味が半減という、ティーラバーにとってのストレスはありません。
和の伝統的なお味を、「マノロブラニク」のフィルターを通し解釈したモダンブリティッシュなティータイムは、ビジュアルも魅力的で、つかの間の関西時間を愉しませて頂きました。
こちらは、6月末まで開催されているようです。
★ホテル関連サイト
https://www.ritz-carlton.co.jp/information/1326/
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