
カルトゥージアの香りで迎える初夏
急に暑くなりましたね。いかがお過ごしですか。
デコラトリスの多賀谷洋子です。
湿気の多いこの季節、憂鬱になることが少なくありませんが、香りやアロマの力に随分と助けられています。
ヨーロッパに行くと必ず香水を買ってくるため、どんどん増え続けるパルファンコレクション。
断捨離もしていますが、うっかり未開封のまま放置してしまうことも多々。
先日のスキンケアコスメ同様、南イタリア旅行で購入し、開封のタイミングを逸していた「カルトゥージア」の香水などが、いくつか出てきました
カプリ島の老舗、修道院香水ブランド「carthusia」は、現地のホテルやショップなど多くの場所でも使われていて、カプリ滞在中は、至るところでこちらの香りに遭遇するほど、地元の方々に愛されています。
オンラインショップなど日本でも購入できますが、イスキアからの帰り道、小さな直営ブティックを搭乗ゲートのすぐ近くで見つけ、いくつか購入してきました。
「東京でも買えるし。。」「手荷物が増えるし。。」「割れ物はかさばるし。。」
そう思いつつも、
やはり、「ここはカルトゥージアのお膝元空港よ!」
「ローカルチェックをしておかなくては!」
結局、いつもながらに、ラストミニッツショッピングとなりました。
こちらは、拙宅リビングの定番ルームスプレー「メディテラネオ」
もう何本目でしょうか。ブランドのアイコン的存在で、私のファーストカルトゥージアでもあるのです。
レモンリーフやティーリーフなどの涼やかでふくよかなハーモニーがとても上品で、その後、いくつか別シリーズのルームスプレーを購入しましたが、結局、こちらに戻ってくるほどの銘品。
南イタリアのぷっくりとしたリモーネを彷彿させる、エレガントな爽やかさは、長年の溺愛パルファンです。
コロナお籠り期間のリフレッシュには、一日に何度もシュッシュとしていたほどで、香りの力は不思議。ほんのひと吹きだけでも、目の前に地中海の景色が広がるようで、とても前向きになるのです。
又、こちらは、おもてなしに欠かせない、ウエルカムパルファンとしても長年愛用中。お客様がいらっしゃる時、ぎりぎりまで準備に追われることが多いのですが、掃除エタノールや食品などでよどみがちな空気に、室内でずっと過ごしていると鈍感になってしまいます。
そんな時の救世主。
空気清浄機だけでは味気ないですし、玄関のインターフォンが鳴ったタイミングで、リビング、玄関、パウダールームなど、ゲストが使う場所をシュッシュとするのは、もはや習慣。
基本的に、食空間で香水はNGとされていますが、柑橘系ベースの香りは、アペリティフの邪魔どころか、むしろこれからの季節、ほどよい香りのマリアージュを愉ませてくれ、私のおもてなしには必需品なのです☆
オード パルファン「エッセンス オブ ザ パーク」
こちらは、「何か新しいものを」と、マダムにいくつか出して頂いた中から、第一印象で即決したもの。
ユニセックスとまではいきませんが、スパイシー&ウッディーの都会的な香りが日常使いにとても良さそう!
マグノリアやスズランなどの華やかさも相まって、
「パーク」とは、一体どこのことなのか言及はしていませんが、NYのセントラルパークなのでは?
そう思わせるほど、イタリアブランドといえど、アッパーイーストの方々に好まれるようなモダンで軽やかな香りです。
私にとって、ほんのひと吹きの香りは気分を変えるツールであり、そして、旅先で過ごした時間の余韻を味わうための大切なエッセンスでもあります。
テルメのスキンケア同様、南イタリアは、魅惑の美的アイテムの宝庫ですね!
☆「カルトゥージア」
美しいブランドストーリーも、是非ご覧を!
ARCHIVE
MONTHLY