
パレスホテル東京「エステール」へ
先日、久しぶりにフレンチレストランへ。
パレスホテル東京の「クラウン」が新装、アラン・デュカス氏がプロデュースした「ESTERREエステール」として生まれ変わりました。
オープン前から話題で、行こうと思っているうちのコロナ渦で、ずっとタイミングを逸していましたが、先日、ようやく伺うことが出来ました。
和の取り入れ方が洗練されている「パレスホテル東京」と、素材重視の「デュカス・パリ」がタッグを組んだガストロノミック空間は、緒方慎一郎氏の「SIMPLICITY」が担当。
そのため、オリジナルの「WASARA」や、「能作」の錫など和食器が多用されています。
レストランのテーマは「日本のテロワールを生かし、自然と融合させた場所」
ナチュラルな色彩と素材を多用したインテリア、そして、それに共生するお料理に期待感が高まります。
アペリティフには、マグナムボトルの「モエ・エ・シャンドン」
予定していたパーティやイベントが軒並みキャンセルとなり、マグナムサイズのものを最後に頂いたのはいつだったか、記憶にないほど。
やはり、泡がきめ細かく、舌触りが滑らか。レギュラーサイズのものとは異なる繊細な味わいです。
所有する「エステール農園」などから届いた野菜を多用した、体に優しいナチュラルなメニュー構成で、アランデュカスらしい、華やかさや、「映え」には重きを置かず、滋味豊かな素材の味を最大限に引き出す料理です。
日本の発酵食なども取り入れられていて、「旨味」を感じる個性的なフレンチ。
デゼールには、デュカスレストランでは欠かせない「ババ・オー・ラム」を。
メートルの方にラムをかけて頂き、さらに、ボトル別添え!の「追いラム」スタイル。(笑)
ラムを好きなだけかけて頂ける、至福!
ババ(baba)は、ナポリでも有名ですが、やはり、パリのモントルグイユ通りの老舗「ストレール」の「アリババ」がよく知られています。
気を付けて持ち帰らないと、外箱まで染み出してくるほどラムがたっぷりと浸してある濃厚な味のババは、パリに行くと必ず「レ・アール」に立ち寄らなくてはならなくなるほどの中毒性?を、私にもたらしました。
日本では、なかなかこんな濃厚な味に出会えないと思っていましたが、beige、benoiなど他のデュカスレストランでは、美しいプレゼンテーションで頂くことが出来るので、ついつい、いつもこちらをセレクト。
皇居を眺めながら、最新の味と、懐かしい味に邂逅する愉しい時間となりました。
パリ「プラザ・アテネ」と、ロンドン「ドーチェスターホテル」を経て、東京にいらした、マルタン・ピタルク・パロマーシェフと。
「和素材を多用し、健康的で素直なフランス料理を提供したい」
意欲を燃やす若きシェフの味は、ナチュラルでクリエイティブ、そして繊細さが溢れていました。
コロナで暫く失っていた、こんな美食時間、
早く気兼ねなくレストランに行ける日が来ることを願いつつ。。。
☆エステール
https://www.palacehoteltokyo.com/restaurant/esterre/
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